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尿検査につかわれる用語の意味|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.05.30 | Category: 健康のマメ知識

今回は尿検査につかわれる用語の意味について紹介したいと思います(^◇^)

移行上皮

腎盂から膀胱までの経路の粘膜細胞が剥離したものです。腎盂腎炎や尿路結石、膀胱炎、膀胱腫瘍などがあると見られるものです。

顆粒円柱

腎臓の組織に障害があるときに、尿中に出てくるもので、尿円柱の一種です。糸球体腎炎や尿細管の炎症などで見られます。

結晶

体内の成分が飽和状態を超えるなどして析出してきたもので、腎障害では、腎結石や尿路結石などがあると見られます。

原虫

トリコモナスなどです。感染症の原因になります。

細胞質内封入体

上皮細胞の一種で、膀胱炎や腎盂腎炎、インフルエンザなどの感染症にかかると尿中に出てきます。

硝子円柱

たんぱく質系の微細な円柱状粒子で、腎炎などの際に尿中に増えてきますが、健康な人でも運動後や起立性たんぱく尿がある場合に出現することがあります。

上皮円柱

尿細管内部の表皮が剥離したもので、急性尿細管壊死や腎盂腎炎などの際に尿中に出現します。

真菌

微生物の一つで、尿路感染症などの原因になります。

赤血球

血液の重要成分の一つで、これが見られる場合は、尿の経路のどこかで出血があると考えられます。腎炎や腫瘍、感染症などさまざまな疾患で生じます。

赤血球円柱

赤血球のかたまりで、急性・慢性腎炎や糸球体腎炎、腎梗塞、腎不全、尿細管の炎症などがあると尿中に出現します。

尿細管上皮細胞

尿細管やその集合管の内側の表皮細胞が剥離したもので、糸球体腎炎、尿細管壊死などで見られます。

白血球

腎盂腎炎などの感染症があると、細菌を排除しようとして増加します。