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コレステロールと中性脂肪はこんな働きをしている|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.20 | Category: 健康のマメ知識

今回はコレステロールと中性脂肪の働きについて紹介したいと思います(^-^)

コレステロールと中性脂肪は、ともに脂肪成分で、健康の大敵のように思われていますが、本来、私たちの体に欠かせない物質です。

コレステロールは重要な役割を果たしている

コレステロールは、私たちの体を構成する細胞の膜の成分として欠かせないものです。また、副腎皮質ホルモンや性ホルモンの合成にかかわったり、脂肪分解酵素である胆汁酸の原料になるなど、コレステロールはきわめて重要で多彩な役割を果たしています。

コレステロールは、主として肝臓でつくられているほか、食品からも1日に300~500mg程度を摂取しています。体の中には100~150gほどのコレステロールが存在し、そのうちの約10%が血液中を流れています。

中性脂肪は貯蔵用のエネルギー源

私たちは、食品から糖質や脂肪を摂取して、それをエネルギー源として活動しています。

食べ過ぎや少ない身体活動などが原因で消費されなかった余分な糖質は、肝臓で代謝されて中性脂肪となり、最終的に肝臓や脂肪細胞に貯蔵されることになります。とくに、腸の周りにたまる脂肪は内蔵脂肪と呼ばれ、ウエスト径を大きくさせます。

中性脂肪のうち、皮下の脂肪細胞に貯蔵されているものを「皮下脂肪」と呼んでいます。

皮下脂肪は、断熱材の役割も果たしています。

脂質の運搬役「リポたんぱく」とは?

コレステロールも中性脂肪も、血液中に入って全身に運ばれますが、油の仲間ですから、そのままでは水に溶けません。そこで、親水性のリン脂質やたんぱく質の一種であるアポたんぱくに包まれて、血液に溶け込みます。これを「リポたんぱく」といいます。

リポたんぱくは、その大きさや比重によっていくつかの種類に分けられ、それぞれ性格も異なっています。

リポたんぱくのうち、LDLコレステロールは「悪玉コレステロール」、HDLコレステロールは「悪玉コレステロール」といわれています。LDLが血液中に増えすぎると血管に障害を起こすので「悪玉」HDLは増えすぎたLDLを回収するので「悪玉」というわけです。