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低血圧症|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.10.19 | Category: 鍼灸施術

今回は低血圧症について紹介したいと思います(*^_^*)

<症状>一般に、最高血圧が100mHg以下の場合を低血圧症といいます。これには、何らかの病気が原因で起こる二次性低血圧症、ねているときは正常な血圧なのに起き上がると急に血圧が低下する起立性低血圧症、原因不明の本態性低血圧症があります。

本態性低血圧症は体質的なものが関係するとかんがえられており、だるい、疲れやすい、めまいといった全身症状や、慢性的な頭痛、肩こり、食欲不振、手足の冷えなどの諸症状をともないます。

<施術のポイント>

二次性低血圧症の場合は、原因となる病気の施術が先決です。起立性・本態性の場合には、それともなう各症状に効果的なツボ療法を行います。

とくに頭痛や頭重がひどい場合には、百会、天柱をしっかり指圧します。天柱から肩井に向かってマッサージすると血液の循環がよくなり、かたこりやめまいもやわらぎます。背中のけつ陰ゆ、腰の腎ゆ、腹部のだん中、盲ゆ、中かん、大巨、手のげき門足の三陰交の指圧も、諸症状に効果があります。手足の冷えには背中のかくゆ、手の神門、足の陰陵泉が不眠や不快感などの神経症状には照海が効果的です。

<施術のすすめ方>

盲ゆ

低血圧症の人に彩も多い慢性的なだるさを解消

<位置>おへその両脇あたり

<施術>施術者はお客を仰向けに寝かせ、両手の指をそろえ、中指を中心にして指圧する。低血圧症によくみられる慢性的なだるさをやわらげるのによい。また、それにともなうのぼせ・冷えも緩和する。腹部の指圧は、脂肪が軽くへこむ程度におこない、力をいれすぎないように注意する。

神門

手の冷えや顔のほてりをやわらげる

<位置>手首の関節で、手のひら川側の小指寄りの端。

<施術>お客は手のひらをうえに向けて差し出し、施術者はそれを下からすくうようにして手首を持つ。ツボの位置に親指がさわったら、力をこめて押す。これによって、手の冷えや顔のほてりがやわらぐ。循環器系の病気が原因の場合も有効。

百会

めまい・立ちくらみや頭痛・頭重など低血圧症の諸症状に効果

<位置>両耳をまっすぐ上がった線と、眉間の中心から上がった線が交差する、頭のてっぺん。

<施術>施術者はお客の頭を両手でかかえ、左右の親指で、真上からしっかり指圧する。とくに頭痛や頭重などをともな症状が改善される。全身の不快感もすっきりするようです。