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腰の痛み|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.12.29 | Category: 鍼灸施術

今回は、腰の痛みについて紹介したいと思います(^-^)

<症状>

重苦しくじわじわ感じる痛み、突然ズキンと感じる痛み、足や背中に抜ける痛みなど、腰の痛みはさまざまです。健康な人でも、運動や作業による疲れ、老化、姿勢の悪さなどが原因で腰の痛みは起こります。女性の場合は月経中にもよくみられます。

また、変形性腰椎症や坐骨神経痛、ぎっくり腰から内蔵の病気まで、腰の痛みがあらわれる病気はいろいろあります。

<施術のポイント>

腰と背中をよく温め、三焦ゆ、腎ゆから関元ゆ、膀胱ゆなどの各ツボを親指でゆっくり指圧します。これによって背中と腰の緊張が、かなりほぐれます。ツボによって押すとひどく痛む場合がありますが、この場合はあまりゴリゴリと押さず、軽く指圧するようにします。

腰痛は腹筋と大きな関係があるので、中かん、天枢などの各ツボも丁寧に指圧します。これに腹筋のマッサージも加えるとよいでしょう。

足の痛みをともなう場合には、足の三里、丘きょ、血海、陰陵泉、承山、三陰交などをもみ押していくと効果があります。

<施術のすすめ方>

三焦ゆ

腰から背中へかけてのこわばりをほぐす

<位置>

腰の中央あたり、第1腰椎への両側へ指幅2本分ほど離れたところ

<施術>

お客をうつ伏せに寝かせ、腰をつかめるようにして指圧する。腰から背中へかけてのこわばり・だるさ・痛みをやわらげる効果がある。このツボの位置から膀胱ゆまで、腰椎に沿ってていねいなマッサージを加えると、さらに効果的です。

腎ゆ

腰のこりと痛みをほぐし、体力増強にもつながる大切なツボ

<位置>

肋骨のいちばん下の先端と同じ高さのところで、背骨をはさんだ両側

<施術>

お客をうつ伏せに寝かせて、両手の親指でツボをもみ押す。これは腰のこりと痛みをほぐし、体力増強にもつながる。腰をよく温め、痛みがひどい場合は無理に強くもまないことが大切。志室も同様に指圧するとよい。

関元ゆ

痛みやしびれなど、腰と下半身の諸症状をやわらげる

<位置>

いちばん下の腰椎(第5腰椎)の両脇あたり。

<施術>

施術者は、お客をうつ伏せにねかせて、両手の親指でツボをこねるようにやさしくもみ押す。腰の痛み・だるさ・しびれなど、腰と下半身の諸症状をやわらげる効果がある。

中かん

腹部マッサージとの併用でお腹の筋肉の緊張をとる

<位置>

腹部の中心線上で、みぞおちとおへその中間あたり

<施術>

仰向けに寝たお客のみぞおちに両手を重ね、中指の先で静かに押す。腰がいたいと前かがみになっておなかの筋肉が緊張するが、ここからおへそのまわりにかけてマッサージをすると、かなり楽になる

天枢

腹筋の機能を高め腰痛のためにくずれた姿勢を正す

<位置>

おへその両脇、指幅2本分ほどのあたり

<施術>

お客を仰向けに寝かせ、両手の中指で左右のツボを同時に、腹部の脂肪が軽くへこむ程度に指圧する。腹部マッサージと併用すると効果的で、腹筋を強くし、腰の痛みをかばうためかがみこんでゆがんでしまった姿勢を正しい姿勢に戻す。