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便秘|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.11.21 | Category: 鍼灸施術

今回は、便秘について紹介したいと思います(^-^)

<症状>

排便の量や回数が正常な状態に比べて減るのが便秘です。便秘の症状としては、お腹の張り、ふくれ、下腹部の不快感や痛みなどがあげられます。ひどい場合は頭重や全身の倦怠感、食欲不振、気分のいらだちも引き起こします。かたく出にくい便は、肛門にも負担をかけます。

こうした便秘のうち、慢性のもつものは腸の機能低下ばかりではなく、精神的ストレスなどが原因となって起こります。

<施術のポイント>

お客は仰向けに寝て、なるべく腹筋をゆるめた状態で施術にのぞみます。また、中かん、天枢など腹部の各ツボはいきなり指圧せず、おへそのまわりに大きく円をかくようにやさしくなで、腹筋の緊張をほぐしてからおこないます。

続いて大腸ゆ、小腸ゆなど背中、腰の各ツボを指圧し、次に神門、足の三里など手足の各ツボを指圧します。とくに、さわったときにこりや痛みを感じるツボは、ていねいにもみ押します。いずれも毎日、根気よく続けることが大切です。

<施術のすすめ方>

天枢

やさしく刺激すると、排便を促進する効果がある

<位置>

おへその両脇、指幅2本分ほどのあたり

<施術>

お客をあおむけに寝かせ、両手の人差し指、中指、薬指をそろえて、腹部の脂肪が軽くへこむ程度にやさしく押す。おへそのまわりに炎を描くようなマッサージを加えると、さらに排便促進に効果がある。大巨も同時にやさしく刺激すとよい

中かん

消化機能が整い排便が楽になる

<位置>

腹部の中心線上で、みぞおちとおへその中kんあたり

<施術>

施術者は、仰向けに寝たお客の腹部に指先をそろえて両手を重ねる。お客が息を吐くのに合わせて軽く押さえ、続けて腹部マッサージへなめらかに移る。これにより消化機能が整い、排便が楽になるようです。

大腸ゆ

スムーズは排便に欠かせない腸の働きを促進する大切なツボ

<位置>

左右の骨盤の上端を結んだ高さにある腰椎をはさんだ両側あたり。

<施術>

施術者はうつ伏せに寝たお客の腰に両手のひらをつき、お客の呼吸に合わせてリズミカルに親指で指圧する。小腸ゆとともに腸の働きをよくする特効ツボ。腸の不快な症状をやわらげ、健康な排便を促進する

神門

手にあるツボだが便秘に大変よく効く

<位置>

手首の関節で、手のひら側の小指寄りの端

<施術>

親指で強めの刺激を加える。手のツボながら便秘にたいへんよく効くので、ふだんからよく押さえるようにしているとよい。ここにお灸をすると、どんなにがんこ便でも治るといわれている。

足三里

こねるようにもみ押して消化機能を促進させる

<位置>

向こうずねの外側で、膝下からおよそ指幅3本分ぐらいのところ

<施術>

お客は仰向けに寝た状態で、施術者が左右の足それぞれを指圧する。お客が自分で指圧する場合は、椅子に腰かけてするとよいそうです。こねるようにもみ押すと、消化器の機能が促進され便秘にも効くようです。

小腸ゆ

大腸ゆと並んで、便秘施術に欠かせないツボ

<位置>

臀部の平らな骨<仙骨>にあるいちばん上のくぼみの指幅1本分ほど外側

<施術>

施術者はうつぶせに寝たお客の腰に両手のひらをつき、お尻をかかえるようにして左右のツボを親指でやや力をこめて押す。大腸ゆと並んで腸の働きをよくする。指圧のあと、腰全体を軽くマッサージするとさらによい。