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エコノミー症候群|ふれあい鍼灸整骨院

2017.03.03 | Category: 健康のマメ知識

今回はよく耳ににするエコノミー症候群について書きたいと思います(^-^)

飛行機で長時間の移動をした直後、空港に降り立ったころに突然倒れてしまう事から、よく知られるようになった病気で、空港機の一般座席である「エコノミークラス」に由来した病名ですが、エコノミークラスに限って起こることではありません。

飛行機以外にバスや列車、船などの交通機関を利用した人にも発症が見られたりします☆

主な原因は深部静脈に生じる血栓

長時間にわたり,上向きの寝た姿勢や、座った状態で水分の補給が少ないと、足の血液の流れが悪くなり、静脈の中に血の塊(静脈血栓)ができることがあります。この静脈血栓は、歩行などをきっかけに脚の血管から離れ、血液の流れに乗って肺に到着し、肺の動脈を閉塞してしまいます。正式には「急性肺血栓塞栓症」という病名となります。

急性肺血栓塞栓症の症状の出方は、どの程度の大きさの静脈血栓が飛んできたかたかによります。

比較的小さい血栓の場合はまったく無症状のことも多いといわれています。

発症を防ぐには運動と水分補給

長時間座り続ける場合は、エコノミークラス症候群を予防するために、次のようなことを心がけましょう☆

○こまめに足を動かすなどして、下半身の血流をよくしましょう。

○飲み物を十分にとり、脱水を防ぎましょう。

○ゆったりとした、体を締め付けない衣類を着ましょう。

○脱水を助長する程度の飲酒を避けましょう。

なお、40歳以上の肥満者の場合は、深部静脈血栓症をおこしやすいので注意が必要です。