二次性高血圧
本態性高血圧に対し、体内の異常や病気が原因で血圧が高くなる場合を「二次性高血圧」といいます。
20~30代の若さで常時血圧が高かったり、中高年、あるいは高齢になって突然血圧が高くなったときは二次性高血圧が疑われます。二次性高血圧症かどうかは、必要な検査をうけなければなりません。
「二次性高血圧の兆候」
①20~30歳代の若さで高血圧を発症
②高血圧の家族歴がないのに発症
③肥満や塩分の過剰摂取、飲酒や喫煙の習慣がないのに血圧が高い
④頭痛、発汗、顔面蒼白などをともない、発作的に血圧が上がる
⑤薬によって高血圧の施術をしているが、効果がない。
二次性高血圧は、検査で血圧を上げる原因を特定し、施術すれば治る病気です。本態性高血圧と区別するためにも早めに検査を受けてください。
原因の多くは腎臓の病気や腎臓機能低下
二次性高血圧の原因として考えられるのは、主に腎臓の病気です。腎性高血圧、腎血管性高血圧などがそれです。
腎性高血圧は、慢性腎炎や急性糸球体腎炎などが原因で起こります。腎血管性高血圧は、腎臓の動脈に狭窄があるために起こる病気で、腎臓の動脈硬化や腎臓の血管組織の肥厚などによって起きます。この場合は、その原因に対する施術が必要です。
なお、血圧を上げるようなホルモンを産生する腫瘍が原因で二次的に高血圧が起こることもあります。この場合は、腫瘍が原因で二次的に高血圧が起こることもあります。この場合は、腫瘍を突き止めて外科的な手術を行なうこともあります☆