今回は赤沈(血沈)について紹介したいと思います(^◇^)
○赤沈とは
「赤血球沈降速度」の略で、血沈とも呼ばれます・検査は、採取した血液に抗凝固剤を混ぜてガラス管に入れ、1時間後に赤血球が何mm沈んだかを計ります。
○この検査でわかること
赤沈は、赤血球数と血漿中に含まれるたんぱくの成分によって、速くなります。検査結果からは、主に炎症をともなう病気の有無や程度がわかります。ただ、赤沈は基本的なスクリーニング検査であり、体のどの部分に異常があるのかはわかりません。
○基準値の範囲
男性は2~10mm/時、女性は3~19mm/時が基準範囲です。妊娠中の女性や高齢者は高くなります。
○要注意と危険な数値
CRP検査と組み合わせて評価します。
○ドクターズアドバイス
赤沈の異常は、さまざまな病気が原因で起こります。数値が高く関連検査を受けても原因が不明のときは、全身のチェックを受ける必要があります。
また、赤沈は病気の重症度にも比例するため、施術効果の判定にも用いられます。