今回は経膣超音波検査を紹介したいと思います(●^o^●)
○経膣超音波検査とは
子宮や卵巣のようすをモニター画像に映し出し、おなかの内部のようすを観察します。経膣超音波は、膣口から直接、プロープという器具を挿入して検査をします。器具は小さく、痛みはほとんどありません。
○この検査でわかること
子宮内のようす、卵巣の大きさ、子宮筋腫や卵巣のう腫の有無と大きさがわかります。また、子宮体がんや卵巣がんの発見のてがかりにもなります。
○精密検査が必要な場合
子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮体がんなどが疑われた場合は、下腹部CT・MRI検査、卵管造影検査などが行なわれます。
○異常はこんな形で現われる
子宮筋腫では黒あるいは白い腫瘍像が、卵巣のう腫、子宮体がんなどでは、不均一なエコーパターンとして現われます。
疑わしい場合は静止画像を撮り、腫瘍などの部位や大きさを測定します。
○ドクターズアドバイス
経膣超音波検査は子宮体がんや卵巣がんの発見に有効です。膀胱が尿で充満していても検査が受けれます。検査は内診室で行ないます。
子宮がんは一般に不正出血があるものと思われていますが、出血を見ない場合もあります。30歳をすぎたら無症状でも検診を受けましょう。