今回は脳血管造影検査について紹介したいと思います(*^_^*)
○脳血管造影検査とは
別称「頭部アンギオグラフィー」といいます。脳血管造影は、ほかの検査で脳の異常があると診断されたときに、さらに詳細に調べるために、行なわれます。
造影剤の注入には、手足の動脈からカテーテルを差し込み、首の部分まで先端を到達させます。頭部の動脈に造影剤を注入し、連続的にX線撮影を行なって、脳内に分布する血管の異常を確認します。カテーテル挿入部位には局所麻酔を施します。
○この検査でわかること
血管に生じた以上を、数mm単位で視覚的に確認できます。動脈瘤、脳腫瘍、脳梗塞などの診断に威力を発揮します。
○異常はこんな形で現われる
脳血管造影で確認できた病変の一例を示します。このような形で、病変部のようすがわかります。
細菌はデジタル撮影処理ができるようになり、さらに明瞭な画像を得ることもできます。
○ドクターズアドバイス
脳血管造影に要する時間は、前後の処置を含めて1~2時間です。
局所麻酔をしてから造影剤をカテーテルで注入し、検査に入ります。検査終了後は、カテーテル挿入部分からの出血に注意を払い、安静を保って確実な止血処理をします。