今回は上腹部超音波検査について紹介したいと思います(^◇^)
○超音波検査とは
超音波を利用して、皮膚の上から痛みをともなうことなく体内の形状的な異常を探るものです。魚群探知機などと同じ原理です。
○この検査でわかること
異常というのは、腎臓の場合、具体的には腎がんや結石などをさします。それらが存在していれば、モニター画像に浮かびあがります。
○異常はこんな形で現われる
正常なら、楕円形の腎臓の実質部が黒っぽく映しだされます。
このような正常な場合と比較して、実際の形状や濃淡の異常などを観察します。結石がある場合ははっきり白く映り、音響陰影と呼ぶ影ができるので、それとわかります。
○ドクターズアドバイス
腎臓は、五臓六腑の一つです。五臓とは心臓、肺臓、脾臓、腎臓、肝臓のことをいいます。
六腑とは胆のう、胃、大腸、小腸、膀胱、三焦のことをいいます。三焦は、機能はありますが形態はなく、現代医学でいう代謝中枢にあたり、熱源をつかさどっています。