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痛風・高尿酸血症について知っておきたいこと|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.08.31 | Category: 健康のマメ知識

今回は痛風・高尿酸血症について紹介したいと思います(●^o^●)

明治時代の日本人にはまれな病気だった痛風が、近年では激増し、発症年齢も低下しています。生活スタイルの変化にともなって、高尿酸血症お客が増加しているためです。

痛風は症状がでたり消えたりを繰り返す

痛風になると、足などの関節が腫れあがり、「風が吹いただけでも痛む」といわれるほどの激痛に見舞われます。痛風の関節炎は痛風発作と呼ばれ、足関節、足首の関節、膝関節に多く生じます。痛みや腫れ、皮膚が赤くなり、さわると熱をもっていることがわかります。歩行困難にもなります。

発症当初からその痛みは激烈ですが、1~2週間でいったん収まり、治ってしまったかのように鎮静化します。

しかし、放置しておいたのでは治らず、しばらくすると再び激痛の発作が起きるようになります。

再発作までの期間には個人差があり、1カ月程度から5年、10年という人まで、さまざまです。再発作をおこしたときには、痛む関節の数が増えていたり、大きな関節が痛むようになることが多く、そのまま放置していると慢性化します。

慢性化してしまうと、関節を曲げにくくなったり、関節部や軟骨、皮下組織などに結節ができることがあり、腎臓にも障害が起こります。

また、高尿酸血症が長期持続すると、腎臓に尿酸結晶が蓄積していき、痛風腎を併発します。放置すると腎機能低下、さらには腎不全を引き起こします。

痛風の原因になる高尿酸血症とは

痛風は、高尿酸血症が原因で起こります。これは、尿酸の血中濃度が異常に高くなる病気です。痛風で関節が痛んだりするのは、関節内滑膜から関節内に脱落して炎症が起こるためです。

痛風と高尿酸血症は、わが国では第二次世界大戦後の食生活の欧米化にともなって増えてきました。

とくに、低エネルギーの食事から高エネルギーの食事へと変化したことが、主な増加の原因です。飲酒量が増加したことも大きくかかわっています。

そのため、痛風は糖尿病などともに「ぜいたく病」といわれたこともありましたが、そのような食生活習慣病が一般化した現在では、生活習慣病の一つとみなされています。

また、かつては50歳代の発症がふつうでしたが、今日では20歳代の発症も珍しいことではなくなっています。

高尿酸血症は圧倒的に男性に多い病気で、そのお客の数は現在では数百万人に達しており、その結果生じる痛風お客も約50万人であることが報告されています。

これは、痛風の原因である尿酸の血液中の濃度が女性では男性より低いからです。女性ホルモンに腎臓からの尿酸の排泄を促す働きがあるためで、閉鎖後に女性ホルモンの分泌が減ると、尿酸値は少し上昇します。つまり、閉鎖後以降の年齢層では男女の尿酸値の差は小さくなります。

高尿酸血症は2つのタイプに分類される

高尿酸血症は、ほかに原因のない原発性高尿酸血症と、ほかの病気や薬物などの影響で発症する続発症高尿酸血症の2つに分類されています。どちらにも産生過重型と排泄低下型があるほか、続発性のほうには混合型もあります。

続発性高尿酸血症の場合は、高尿酸状態の施術のほかに、その原因を探してそれを除去し、施術することが必要になります。