今回は乳腺超音波検査について紹介したいと思います(^◇^)
○乳腺超音波検査とは
超音波検査はさまざまな疾患の診断に活用されていますが、この場合は乳腺用の診断装置によって画像を得て検査を行ないます。
超音波は体に害を及ぼさないので、どんな症状のときでも、何度でも検査を受けることができます。
○この検査でわかること
乳がんの場合は、内部に不均一な濃淡のある陰影が確認できるなどの形で現われます。
乳腺線維腺腫の場合は、境界がはっきりしていて内部が一様の濃度に見える、などの違いで判断できます。
○精密検査が必要な場合
超音波検査とマンモグラフィーでおおむね診断が可能ですが、確定できない場合や、さらに詳細な病状を知りたいときは、吸引細胞診以下の検査を行ないます。
○ドクターズアドバイス
乳がんは、わが国では年間に3万人弱の人がかかっており、女性のがんでは罹患率第一位。しかも増加する一方です。これは、初経の早期化と閉経の遅延、初産年齢の上昇、少子化、肥満の増加という近年の傾向と、ホルモン分泌とかかわりからしょうじている減少といわれています。