今回はCA125について紹介したいと思います(^v^)
○CA125とは
糖たんぱくの一種で、正常な子宮内膜や卵巣のう胞、卵管などでごくわずあkに生産されています。卵巣がんがあると、大量に生産されるようになり、血液中の数値も上昇します。
○この検査でわかること
数値が高いと、婦人科疾患、とくに卵巣がんの発症を推定することができます。
子宮内膜や子宮頚部のがん、そのほかの臓器にできるがん、あるいは良性腫瘍などでも高い数値を示すことがありますから、ほかの検査結果と照らし合わせたうえで診断を行ないます。
○基準値の範囲
37U/mLを基準範囲の上限値としています。ただし、年齢や性差などによって変動があります。
○要注意と危険な数値
100U/mL未満が要注意、それ以上であれば、がんが存在していると推定されます。しかし、この数値だけで判断することはありません。ただ、500U/mLを超えていれば、卵巣がんの確率がきわめてたかくなります。
○ドクターズアドバイス
女性の場合は、CA125の検査数値は全般的に高い傾向があり、月経期には基準範囲を超えて高くなることも普通に見られます。妊娠早期にも上昇しますが、時間とともの戻ります。閉鎖後は男性と同じ低いレベルへと向かいますが、異常な高値なら卵巣がんなどが疑われます。