今回は6つの健康習慣「一無・二少・三多」について紹介したいと思います(^◇^)
○なくすもの、すくなくするもの、多くするもの
「一無」とは、「煙が無い」つまりたばこの煙を吸わないことです。
「二少」とは、「少食」「少酒」で、食事量と飲酒量を少なめに心がけることを意味します。
「三多」とは、「多動」「多休」「多接」です。「多動」は体をできるだけ動かすこと、「多休」は急息や睡眠を十分に取り、体をリフレッシュさせること、「多接」は趣味などを通じて多くに物や人に接し、ストレスを発散し、創造的な人生を送ることです。
○「一無・二少・三多」でメタボリックシンドロームの有病率が減少
メタボリックシンドロームはウエスト周囲が大きくなり、その結果、高血圧、脂質異常、あるいは高血糖を引き起こした状態です。6種類の健康習慣をどの程度実践しているかによる、メタボリックシンドロームの有病率との関係を表したグラフです。まったく実践していない人は21%、1つ実践を加えるごとに階段的に有病率は減少し、6つとも実践している人は、7%と3分の1になります。
○「一無・二少・三多」で早死を遠ざけることが可能
日本人の2007年の、感染症以外の病気における危険因子ごとの国内の推定死亡者数の結果と、「一無・二少・三多」の健康習慣との関係を表したものです。
死亡者数上位の危険因子と「一無・二少・三多」の健康習慣との関係を表したものです。
死亡者数上位の危険因子と「一無・二少・三多」の健康習慣の関係では、次のようなことがいえます。
●一位の喫煙 「無煙」で対応できます。
●二位の高血圧 「少食」「少酒」「多動」「多休」「多接」で予防可能です。
●三位の運動不足 「多動」で対応できます。
●四位の高血圧 「無煙」「少食」「少酒」「多動」「多休」「多接」で予防可能です。
●五位の高塩分摂取 「少食」で予防可能です。