今回は少酒・少量の酒は薬、多量の酒は毒について紹介したいと思います(^u^)
○過度の飲酒はさまざまな病気を招く
適度のアルコールは食欲をわかせ、血行をよくするほか、気分をリラックスさせてストレスを解消してくれます。実際、少量のアルコールを上昇させたり、血液を固まりにくくする働きがあります。しかし、それはあくまで適量を守ってのことです。毎晩、記憶がなくなるほど大量に飲んでいたり、二日酔いが日常茶飯事になるほどの飲酒を続けていると、肝機能が障害されたり、アルコールからのエネルギーオーバーによって肥満や脂質異常症を招きます。また、酒量が増えると脱水状態が起きて血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞の引き金になります。
○アルコールは適量を守って楽しむ
アルコールは肝臓で分解されますが、肝臓が1時間に分解できるアルコールの量は6gです。日本酒1合には薬23gのエタノールがふくまれていますから、分解には4時間を要します。ビールでは虫ビン1本が相当し、ウイスキーはダブルで1杯です。夜、楽しく飲んで翌朝すっきり目覚めるためには、日本酒1合、ビール中ビン1本程度を目安にしましょう。
○週に2日は肝臓を休ませる
肝臓は体内の解毒作用を一手に引き受けています。アルコールを飲むとたちまち胃から吸収されて肝臓に送られ、分解が始まりますが、毎日大量に飲む生活を続けていると、肝臓は負担を強いられる一方です。週に2日は、肝臓を休ませるために飲酒を避けましょう。
○健康的に楽しむコツをマスターする
健康的に飲酒を楽しむために、お酒との上手なつき合い方をマスターしましょう。
●たんぱく質のつまみを一緒にとる
●酒量が多くなるので、一人酒は慎む
●アルコール類の買い置きをしない。
なお、体質的にアルコールに弱い人は周囲にそのことをはっきり伝え、くれぐれもつき合 い酒で健康を損ねないようにしましょう。