今回は頭のまひ・けいれんについて紹介したいと思います(*^_^*)
<症状>
頭が長時間冷やされたり、心疲労が続いたときなどに、顔がこわばってわらえなくなることがあります。これも顔面神経麻痺の一種です。また、顔面神経麻痺は、アルコール中毒などが原因で顔の片側だけに起こる場合があります。
一方、まぶたがピクピクするというような顔のけいれんは、痛みや緊張、ひろうなどのほか、何らかの病気が原因で起こることがあります。
<施術のポイント>
顔のまひには、蒸したタオルでかおを温め、顔面の各ツボをおでこ、目のまわりから口もとへと、押さえながらマッサージします。
顔のけいれんには、後ろ首と肩の指圧で筋肉の緊張をほぐすことが大切。目のまわりのけいれんにはせい明、瞳子りょう、頬ならかんりょう、下関、唇なら四白、地倉、痛みにはえい風などを指圧します。いずれも軽いマッサージを併用するとよく効きます。
<施術のすすめ方>
○えい風
くり返し指圧すると顔のけいれんんと痛みに効果的
<位置>
人差し指を耳の下のくぼみにいれるように押す。お客が自分でするときは、手のひらで頬を押さえ、親指で指圧してもよい。強めに押してパッと話すのをくり返す。顔のけいれんと、それにともなう痛みに効くようです。
○かんりょう
頬のこわばりとけいれんをやわらげる
<施術>
指の腹で5秒、10秒と長めに押しこねる。頬がピクピクするのをしずめるのに効果的。まひによって頬がこわばっているときは、ここから下関までのあたりをゆるやかにマッサージするとよい。
○どうしりょう
まぶたがピクピクしたら強めに押してパッと話すのをくり返す
<位置>
目じりの指幅1本分外側のコツのくぼみ
<施術>
人差し指の腹で左右同時に指圧をくり返す。強めにおしてパッと力を抜くのがコツ。まぶたがピクピクするけいれんをしずめる。眉じりの脇のし竹空といっしょに指圧とマッサージをおこなうと、マヒにも効果的です。