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せき|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2018.01.31 | Category: 鍼灸施術

今回は、せきについて紹介したいと思います(*^_^*)

<症状>

異物が間違って気道に入ったときや、たんがからんだときなどにでるせき。これは、のどや気道、気管支の中の異物をはきだそうとして起こる自然な現象です。あまり激しくむせるようにせき込むと、腹筋が痛むこともあります。

かぜをひいたときのせきは、たんをともなって胸にひびくようなものもあれば、のどがいがらつぽくなって乾いているものもあり、さまざまです。

<施術のポイント>

まずはからだの保温を心がけ、首の周辺をマッサージし、気道の緊張をゆるめるために、背中のけつ陰ゆ、のどの天突などをはじめ、胸の各ツボを指圧します。ひどくせき込んだときには、手の孔最を強く押さえると効果的です。また、施術の最後に腰の腎ゆを指圧すると、だるさがほぐれ、体力増強につながります。

<施術のすすめ方>

天突

気道をゆるめてのどのふさがり感をとる

<位置>

胸骨の上端にあたる、差湯の鎖骨の間のくぼみ

<施術>

のどもとから胸骨の方へ押しこむように指圧する。これによって気道がゆるみ、せきををしずめる。何もつかえていないのに、のどがふさがったような感じがする場合にも効果があるようです。

孔最

せきをしずめる即効性が高いツボ 力をこめてもむように指圧を

<位置>

前腕部手のひら側の親指側で、前腕部をひじから見て3分の1ぐらいのところ。

<施術>

親指でぐっとつかむように力を入れる。激しいせき込みが起きたときに、ここをしばらくもむようにおしていると、しずまることが多い。せき・たんをしずめるほかに、胸苦しさをやわらげるようです。

けつ陰ゆ

背中の緊張をほぐし気道をゆるめて呼吸を楽にする

<位置>

肩甲骨の内側で、背骨をはさんだ両側のあたり

<施術>

施術者は、うつぶせに寝かせたお客の背中に両手をつき、親指で左右のツボを同時にゆっくり押す。背中の緊張がほぐれ、気道がゆるんで呼吸が楽になるようです。近くの肺ゆ・心ゆ・膏盲も同時に指圧するとよい。