今回は、しみ・そばかすについて紹介したいと思います(^u^)
<症状>
しみ、そばかすは、皮膚の色素沈着の一種で、眉毛の上、頬骨の張り出したところ、鼻の上、上唇など、日光の当たりやすいところほどよくできます。しみは何らかの病気が原因で起こる場合もありますが、自分の肌質にあわない化粧品の無理な使用など、個々の体質なものが関係しています。そばかすも、遺伝的な日光過敏体質の場合によくみられます。
<施術のポイント>
ツボ療法では、しみ、そばかすを短期間できれいにとるということは不可能ですが、体調を整えることによって、自然治癒をはやめるように促します。
まず腎ゆなど背中と腰の各ツボを指圧し、全体をマッサージします。続いて胸のだん中や腹部も同様に処置します。お灸も効果的です。太けいなど足や手の各ツボも、体調を整える効果があります。
<施術のすすめ方>
○腎ゆ
からだの緊張をほぐして体調を整え、皮膚の自然治癒力を高める
<位置>
いちばん下の肋骨の先端と同じ高さのところで、背骨をはさんだ両側
<治癒>
施術者はお客をうつ伏せにねかせ、両手の親指でツボを押す。背中からここまでを順にじっくりと指圧するとからだの緊張がほぐれ、体調が整えられる。全身に活力をつける効果もあり、皮膚の自然な治癒力が高められる。
○だん中
丈夫な体をつくって皮膚の異常の改善を順調にする
<位置>
左右の乳首を結んだ線のちょうど真ん中
<施術>
施術者は仰向けに寝たお客の胸の上に指先をそろえて両手を重ね、静かに指圧する。呼吸器と循環機能を整え、丈夫なからだをつくる。これによって皮膚の異常の改善も順調になるようです。
○太けい
皮膚の異常を改善するツボ、根気よく刺激をつづけるのがコツ
<位置>
足の内くるぶしのすぐ後ろ側
<施術>
施術者はお客の足首を手のひらで包むようにして親指でツボをしっかり指圧する。これには体調を整え、皮膚の症状の改善を助ける効果がある。ふだんから根気よく刺激をつづけておくことがコツ。