夜泣き・疳の虫について紹介したいと思います(^-^)
<症状>
夜中に突然泣き出す「夜泣き」は、神経過敏の子供に起こしやすい症状です。俗に「疳の虫」とよばれているものは、子供の心が不安定で神経質になっている状態をいい、夜泣きの原因のひとつとされています。ただし、赤ちゃんが空腹時やおむつがぬれたときに夜昼関係なくk¥なくのは当たり前のことで、神経過敏からくる夜泣きではありません。
<施術のポイント>
子供の神経にさわりょうな恐い話や無理なしつけをしないことです。ツボ療法では背中の身柱や胸の鳩尾、腰の腎ゆなどをやさしく指圧して、子供の気持ちをリラックスさせるようにします。子供の指圧は力の入れ方を軽くすることが大切です。ヘルスメーターを押したときに500グラムから1キログラム程度に針がふれる圧力で押すのがちょうどよいでしょう。
<施術のすすめ方>
○鳩尾
寝床で子供がむずかったらやさしくこのツボをなでるとよい
<位置>
みぞおちの上方、胸骨の下端の少し下
<施術>
施術者は、仰向けに寝た子供のみぞおちの上方を両手の親指で指圧する。子供の呼吸に合わせておこなうのがコツ。寝床で子供がむずかったときは、やさしく「の」の字を描くようになでるとよい。
○身柱
子ども特有の症状によく効くツボ、指圧をしてもお灸をしても効果が高い
<位置>
背骨の上、第3胸椎と第4胸椎の間のあたり
<施術>
からだの柱にあたるツボで、昔から子供の万病に効くともいわれている。両手の親指で軽くもみ押したり、お灸をすえると効果がある。子供の施術の場合、指圧はゆるく、お灸は温灸程度で熱くしないように心掛けることが大切。
○腎ゆ
神経質なこどもでも、体の緊張がほぐれてくる
<位置>
肋骨のいちばん下の先端と同じ高さのところで、背骨をはさんだ両側
<施術>
施術者はこどもをうつぶせに寝かせ、両手の親指でやさしくツボを押す。神経質な子どもでも、これによりからだの緊張がほぐれ、体調が整えられる。全身に活力をつける効果もある