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便潜血検査|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.04.13 | Category: 健康のマメ知識

今回は便潜血検査を紹介したいと思います(^-^)

便潜血検査とは

消化管に出血があると、便に血が混じります。大量の出血がある場合は、便が赤色や黒色に変化しているので肉眼でわかりますが、出血が微量の場合は、見ただけでは、便に血が混じっているかどうかわかりません。

便潜血検査は、肉眼では判断できないような出血を検査するための検査です。検査は、摂取した便に試薬を混ぜ、その変化で便中に血液が含まれているかどうかを判断するという方法で行います。

この検査でわかること

消化管の出血性の病気、とくに大腸がんのスクリーニング検査として広く実施されています。

大腸がんについては、2日間連続で検査を行えば、早期がんの50%以上、進行がんの90%が発見されるといわれています。

検査結果の判定方法

潜血が認められなければ陰性、血液が存在する場合は陽性と判定されます。

陽性で疑われる主な病気

 上部消化管・・・・・食道がん、胃がん、胃潰瘍、歯肉出血、鼻出血が消化管に流れたものなど。

 下部消化管・・・・・小腸潰瘍、大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎、クローン病など。

なお、陽性イコール消化管からの出血とは限りません。内痔核からの出血裂肛は多く、女性では月軽血が混入して陽性を示すこともよくあります。

月経以外で陽性の場合は、再検査をするのではなく、消化管からの出血場所を確認するための大腸内視鏡検査を受けてください。