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腎臓・尿管はこんな働きをしている|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.05.24 | Category: 健康のマメ知識

今回は腎臓・尿管の働きを紹介したいと思います(^-^)

腎臓は、血液をろ過し、有害物質を尿として体外に排泄する働きをしています。そのほか、ホルモン分泌にもかかわっています。

脊柱の左側と右側に対になって存在する

腎臓は、肝臓のすぐ下の背中近くに位置する臓器で、脊柱の左右に一対あります。一つの重さは約150g。縦横11cm×5cm程度で、大きなソラマメのような形です。外側から腎動脈がはいり、尿管と腎静脈が出ています。

長さ30cm弱ほどの尿管の先にあるのが膀胱で、さらにその先に尿道が続いています。

老廃物は腎臓でろ過されて大半が再利用されている

腎動脈から入った血液は糸球体で老廃物が除かれ、細尿管へと向かいます。細尿管では、ろ過された液の99%が再利用され、1%だけが尿として排出されます。

この再吸収の過程で、ナトリウムなどの電解室やブドウ糖などの有用物質も再吸収されて、体内に戻されます。この働きにより、体内の水分や電解質の量・質を一定に保つとともに、血液の酸性度を調節し、有害物質を体外に排出しているのです。

そのほか、腎臓はいくつかのホルモンの分泌器官としての役割も果たしています。

膀胱は、いわば尿の一時貯蔵庫で、容量は最大時で300~500mL。その50%程度が満たされると、尿意を催します。

ちなみに、1日の全尿量は500~2000mLです。