今回は赤血球数について紹介したいと思います(^◇^)
○赤血球数とは
赤血球は肺で受け取った酸素を全身に運び、体内で発生した二酸化炭素を回収して肺に放出する「ガス交換」を行っています。
赤血球数とは、静脈を流れる血液1L中の数をいいます。
○この検査でわかること
血液に含まれる赤血球の数が多すぎれば多血症の診断が、少なければ貧血が疑われますが、貧血の診断は血液関連検査の結果と併せて総合的に行われます。
○基準値の範囲
男性は4.32~5.28、女性は3.89~4.78が基準範囲です。妊娠中の女性は基準範囲内で低めに出ます。
○要注意と危険な数値
基準範囲下限未満の低い数値の低い数値が出た場合は、貧血の原因を調べる必要があります。
○精密検査が必要な場合
貧血の場合は、骨髄での生成が悪いのか、どこかから出血しているのかなどの精密検査が必要になります。
○ドクターズアドバイス
赤血球は骨髄でつねに新しく生産されています。その寿命は約120日です。
寿命のつきた赤血球は、毎日脾臓で壊され、新陳代謝が行われています。赤血球は直径7.5μm、厚さ2μmの、中央がくぼんだ円盤状の形をしています。