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高LDLコレステロール値を下げるには|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.12 | Category: 健康のマメ知識

今回は高LDLコレステロール値を下げるについて紹介したいと思います(^u^)

変更された食事処方

高値となった血中LDLコレステロールを減らすためには、食品中のコレステロールの多いものを減らすといった食事指導がなされてきました。ところが、食事中コレステロールの摂取と血中コレステロールの間に明らかな関連がないことから、米国のみならず日本でも、2015年よりこれまで推奨していたコレステロール摂取制限をなくすことになりました。とくに摂取する脂質に焦点を当てる場合、コレステロールだけでなく、脂肪酸のバランスに留意することが大切とされました。

具体的には、伝統的な日本食が動物硬化の悪化予防に有用であることが、わが国の研究で多数示されています。しかし、日本食は、塩、しょうゆといった塩分を多く含む調味料を主体とするため、減塩に留意したうえでの日本食がすすめられます。

3種類の脂肪

高LDLコレステロール血症の人では、脂肪をいくらとってもよいというわけではありません。

脂肪には大きく分けて次の3つがあります。

 ●鶏肉の皮、牛肉の脂身、インスタントラーメンやカップ麺などに多く含まれている飽和脂肪酸

 ●マーガリン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物などに多く含まれるコレステロール

高コレステロール血症の方は、より飽和脂肪酸やコレステロールの摂取量に注意する必要があります。日本における摂取実態から、飽和脂肪酸4.5%以上7%未満、トランス脂肪酸の摂取を減らす、コレステロール200mg/日以下を目安としています。

食品にはこれら3種類がさまざまな量で含まれていますので、偏った食事には気をつけましょう。

○植物繊維は、それ自体には栄養価がなく、便として排泄されます。しかし、その途中で腸内でコレステロールを吸着して、一緒に排泄する働きをしてきます。

植物繊維は、腸内で溶ける「水溶性」と、溶けずに排泄される「不溶性」の2つに分類されます。

2つのうちで、コレステロールを排泄する働きをするのは水溶性植物繊維のほうです。不溶性の植物繊維は、腸内環境をよくする働きをします。

肉など脂質の多いものを食べるときも、食物繊維を一緒にとると、脂質の吸収が抑えられますから、必ず野菜などを添えるようにしましょう。

食物繊維は「体内の掃除屋」といわれるように、余分なコレステロールを追い出してくれる頼もしい味方です。