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トロンボテスト(TT)|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.25 | Category: 健康のマメ知識

今回はトロンボテスト(TT)について紹介したいと思います(^◇^)

トロンボテスト(TT)とは

肝臓で産生されるビタミンKが関係する、凝固因子の活性を測定する検査です。ワルファリンなどの経口抗凝固薬はビタミンK拮抗作用があるので、この薬を服用している人では、施術効果を見るために行います。

この検査でわかること

服用しているワルファリンの量が適切であるかどうかがわかります。

基準値の範囲

60%が基準範囲の下限値です。

要注意と危険な数値

ワルファリンの作用を十分に発揮させるために、トロンボテストの数値が10~20%超では使用量不足といえます。

ワルファリンの使用量は、トロンボテストのほかに、プロトロンビン時間活性やプロトンビン時間比率から算出されるINR値「ドクターズアドバイス」などによっても決定されることがあります。

精密検査が必要な場合

ワルファリンを使用しないのにトロンボテストの数値が低い場合は、ビタミンK欠乏症や、重症下痢、肝硬変、抗菌薬の長期服用、先天的な凝固因子の欠乏が考えられます。それらが疑われるときは精密検査が必要です。

ドクターズアドバイス

ワルファリンは、深部静脈血栓症、急性心筋梗塞、肺血栓塞栓症などの血栓疾患、人工弁をつけている人などに使用されます。

ワルファリンを服用しているときは、ビタミンKを多く含むクロレラ、青汁、納豆など控える必要があります。