血圧とは、心臓から出た血液が血管の内壁に与えるHg圧力をいいます。
もっとも高くなった時の圧力が収縮期血圧(最高血圧)、もっとも低くなったときの血圧(最低血圧)で、血圧値は両者から判断します。
この検査でわかることは血圧値によって心臓のポンプ機能が正常かどうか、末梢血管の抵抗性の度合い、血管壁の弾力度などが推定できます。
基準値の範囲
収縮期血圧100~129mmHg,拡張期血圧50~84mmHgが基準範囲です。
要注意と危険な数値
基準範囲の上限を超えると高血圧、下限を下回ると低血圧と診断されます。収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上になると、血圧を下げるための生活指導や薬物療法が行なわれます。
血圧は、緊張や興奮、ストレスなどによって高めにでます。