今回は上腹部超音波検査について紹介したいと思います(^-^)
○超音波検査とは
体を傷つけることなく内部のようすがわかるため、お客の負担もほとんどありません。
○この検査でわかること
腫瘍や胆石などの形態的な異常をとらえることができます。
上腹部超音波検査は、肝臓のほか、胆のう、膵臓、脾臓、腎臓などの臓器、腹部のリンパ節検査に向いています。
胃腸などの管状の臓器については、超音波の反響が拡散、重複するため、不得意です。
○異常はこんな形で現れる
腫瘍は薄い白い形で、胆石はそれよりはっきりした白い形で、胆石はそれよりはっきりした白い形の像として見られます。
胆石の場合は、その像の後方に黒い影が伸びます。
最近では画像化技術が進歩し、たとえば2mm程度の胆石でも発見が可能です。なお、ポリープも白く見えますが、音響陰影はみられません。
○ドクターズアドバイス
上腹部超音波検査を受ける場合、前日の夜9時以降の飲食は水やお茶を除いて禁止となります。
腸にガスがたまっていると画像が映りにくくなります。
また、太っている人では、皮下脂肪がじゃまをして、臓器が見えにくくなります。