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電解質はこんな働きをしている|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.08.03 | Category: 健康のマメ知識

今回は電解質の働きについて紹介したいと思います(^v^)

「電解」は電気分解の略です。電解質は、ミネラルの一種で水に溶け、電気を通す性質をもっています。食塩は、もっともなじみ深い電解質です。水には溶けても電気を通さないものは、非電解質といい、ブドウ糖はその一つです。

電解質は、生命維持のために重要な役割を果たしている

ミネラルは、ビタミンと並び称され、体内で生命維持に欠かすことのできない役割をはたしています。ミネラルの一種である電解質も、その一角を占めています。

私たちの体を構成している細胞の内外には、水分が豊富に存在していますが、電解質のほとんどは陽イオン、または陰イオンの形で、その体液の中に含まれています。

体液は細胞内液と細胞外液に分類され、両者に含まれる電解質は、その種類や濃度が異なっています。

個々の電解質には、体の構成素材になったり調節機能にかかわったりするなど、それぞれ特有の役割があります。しかし、それぞれ一定のバランスが保たれています。この電解質量に過不足が生じている場合は、何か重大な病気が起きているおそれがあります。

電解質のバランスがくずれると生命の危険につながることも

私たちの体液中にある主な電解質イオンには、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、クロールなどあります。

このうちのクロールは陰イオンで、あとの4つは陽イオンです。この「陰・陽」は、共同して血液の浸透圧を一定に保っています。

その陰・陽のバランスがくずれると、脱水症状やむくみが現われる、あるいは血液が酸性に傾いたり、アルカリ性に傾いたりする、といった異常がでてきます。

こうした異常が起こる背景には、生命の危険につながる疾患が隠れていることが少なくありません。

バランスのよい食事と水分補給を心がける

電解質は体内で合成されず、食事から摂取されます。食事の質・量が適切でバランスが取れていれば、不足することはありません。また、電解質の濃度を一定に保つためには、見合った水分量が必要になります。水分が過剰な場合は尿として排泄されますが、不足した脱水状態では水分補給が大切です。