今回は尿・便について紹介したいと思います(●^o^●)
○尿・便を調べる理由は
私たちの排泄物である尿と便には、不溶になった廃棄物のほかに、体に異常がある場合は、その原因を探るうえで重要な”証拠”も混じっていることがあります。
○この検査でわかること
感染症にかかわる尿検査では、最近の有無が調べられます。尿は本来無菌の状態ですから、そこに菌が混じっていれば、感染症の原因特定の重要な手掛かりになります。
便では、寄生虫の存在の有無が調べられるほか、微生物の存在も種類によっては調べることができます。
○検査結果の判定の方法は?
尿検査では、存在量で判定します。男性では中間尿で、女性ではカテーテル尿で調べ、それぞれ10個/
mL以上が陽性の基準範囲です。
○ドクターズアドバイス
尿検査で検体としてつかう尿は、中間尿、つまり出始めの尿ではなく排尿中の尿をつかうのが基本です。これは採尿時に外尿道口付近にある菌が混ざってしまわないようにするためです。女性の場合はさらに注意すべきで、カテーテルを用いて採尿するのが理想です。