今回は、疲れる・眼精疲労について紹介したいと思います(^-^)
<症状>
目がつかれると、なんとなくまぶしい、チカチカする、かすむ、充血する、といった目の症状だけでなく、首や肩こり、頭痛・頭重などをともなうことがあります。その原因は肉体的・精神的疲労から睡眠不足、眼鏡の度があわない、老眼の初期など、さまざまです。
<施術ポイント>
目の使いすぎなどが原因の単純な疲れ目には、目と眉のまわりのツボ刺激が効果的です。瞳子りょう、せいめいのほか、さんらく、し竹空などを、はじめから強く押さず、徐々に力を入れて押します。ただし、このとき眼球を押さないように注意します。こめかみをもみ押したり、太陽、曲げんなどの指圧を加えるのもよいでしょう。頭の重苦しい感じは百会の指圧ですっきりさせます。
首や肩がかたく張っているときは、天柱、風池から肩井、曲垣、肩中ゆまでの指圧とマッサージをおこないます。腰の腎ゆの指圧も加えると、全身の疲れとだるさをやわらげるに効果的です。
<施術のすすめ方>
○太陽
太陽が照るようにはればれと目の疲れがとっる
<位置>
眉じりの外側と目じりの外側の中間あたり。
<施術>
人差し指または親指の腹で、はじめから強く押さず、少しずつ力を加えて、最終的にはしっかりと押す。これによって、ツボ名に太陽とあるとおり、「太陽が照れるように」目の疲れがすっきり、はればれとしてくる。
○天柱
ひどい疲れ目にともなう首のこりをほぐしてリラックスできる
<位置>
首の後ろの髪の生え際にある、2本の太い筋肉の外側のくぼみ
<施術>
施術者は、お客の頭を後ろから両手で包み込むようにし、親指でツボを指圧する。これにより、ひどい疲れ目のときにみられる首のこりがほぐれ、頭の血行がよくなってリラックスできる。あわせて風池の指圧もどうようにおこなうと効果的。