今回は寒い時期には欠かせない生姜(しょうが)の栄養と効果について書いていきます。
実はこの生姜、栄養的にはビタミンB1、B2、Cが少量含まれている程度なので
ほとんど期待できません。しかし、特有の辛みや香りに優れた薬効があります。
先ず辛みについてですが、辛みはジンゲロンやショウガホールといった辛み成分に
よるものです。食中毒の予防に有効であり、食欲増進させ、発汗作用を高める働きも
あります。これらの成分によってもたらされる保温作用によって冷えからくる腎盂炎や
膀胱炎に効果的だといわれています。
辛み成分の一つであるジンゲロンは、魚などによる中毒を予防する働きもあります。
香りはジンギベレンという成分です。胃を健康にする作用、解毒作用、消毒作用があり
風邪の初期症状や吐き気止め、痰切り、咳止め、冷え症の改善、神経痛、高血圧の緩和
などに効果があります。
私もお味噌汁やうどんにすりおろした生姜を入れてよく食べます。
本当に身体が温まりますよね。
皆さん、こんな栄養効果のある生姜を是非たべていってくださいねぇ☆