今回は胸部CT検査について書いていきたいと思います!
【胸部CT検査とは】
X線を用いた画像診断法のひとつです!
ふつうのX線撮影と原理は同じですが、X線照射で得た情報をコンピューターが処理し
人体を輪切りにしたデジタル画像を作りだすところがCTの大きな特徴です!
そのため、より細かな変化まで把握でき、とりわけ胸部についてはCTだけで病気の見当を
つけることができます。
さらに、最近では一回の息止めでらせん状にすばやく撮影できるヘリカルCTという装置も開発され
威力を発揮しています!
【この検査でわかること】
胸部の水平断面画像により、リンパ節の腫れの有無、縦隔の中の病変
また、病変が肺全体に及ぶ肺疾患ではその病巣の性質まで
知る事ができます!
【異常はこんな形で現れる】
肺癌がある場合は、病変部が淡い白い影として映し出されます!
肺炎では比較的均質な陰影がみられます!
肺気腫では肺胞がつぶれ、肺の中が目の粗いスポンジのように
穴だらけになっています!