①の続きをまた書いていこうと思います(^-^)
心臓や心臓の血管への負担がこんな病気を誘発する
高血圧は、心臓にエネルギーを供給する冠動脈にも血管障害をもたらします。
また、高血圧は血液を送り出す心臓そのものにも大きな負担をかけます。
○狭心症・・・・・高い血圧が冠動脈にかかると、血液中の脂肪分が血管内腔に蓄積してい きます。重症化すると狭窄を起こし、血液が悪くなって胸痛が現われます。
○心臓梗塞・・・・・狭心症がもっともひどくなった状態です。血管が詰まり、その先の心筋が 壊死して機能しなくなります。
○心肥大・・・・・高血圧では高い圧力を生み出すポンプ機能が低下してきます。
○心不全・・・・・心肥大が続いたり、心筋梗塞があると、心臓の収縮・拡張機能が低下する ため、心臓に戻ってくる血液を送り出せなくなります。この状態が心不全で す。
腎臓の血管障害から腎機能が低下し、腎不全に
腎臓も細い血管が密集しています。血管障害は腎臓にも重大な病気を引き起こします。
○腎硬化症・・・・・高血圧から腎臓の症動脈に硬化が起きたり、血管が閉塞したりして、視力低下を招きます。
高血圧とともに合併症があれば更にリスクが高くなる
以上のような血管障害から起こる病気は、高血圧に糖尿病や脂質異常症、肥満、喫煙習慣などをともなうと、いっそう重症化しやすくなります。
高血圧を放置すると目の網膜にも障害が起こる
異常高値と呼ばれるような高血圧が長く続くと、目の奥にある網膜血管からも出血が起きています。
○高血圧性網膜・・・・・網膜の血管から出血が起きたり、血管が閉塞したりして、視力低下 を招きます。