今回は、HA抗体を紹介したいと思います(^-^)
○A型肝炎とは
A型肝炎ウイルスに感染したときにできる抗体です。
A型肝炎ウイルスに感染すると、まずIgM型HA抗体が現れます。
○この検査でわかること
A型肝炎ウイルスの感染の有無がわかります。IgM型が陽性の場合はその時点で感染していることが、IgG型が陽性の場合は過去に感染したことが、それぞれ判明します。
○検査結果の判定
この検査は、陰性か陽性かで判定します。
つまり、A型肝炎ウイルスに感染していなければ陰性、現在あるいは過去に感染の事実があれば陽性となります。
○ドクターズアドバイス
発展途上国へ行く場合は、A型肝炎ウイルスに感染するおそれがありますから、生ものや生水、氷などを口にしないように気をつけましょう。長期滞在の予定がある人は、HAワクチンを受けておきましょう。なお、A型肝炎ウイルスの潜伏期間は2~6週間です。