今回は総コレステロールについて紹介したいと思います(^u^)
○総コレステロールとは
血液中を流れる脂肪は、コレステロール、中性脂肪、遊離脂肪酸、リン脂質に大別できますが、そのうちのコレステロールの量のことを指しています。
○この検査でわかること
基準範囲より高い場合にまず警戒すべきことは、動脈硬化の進行です。
動脈硬化は、虚血性心疾患や脳血管疾患などにつながる症状です。そのほか、肥満、糖尿病、甲状腺機能低下症、家族性高脂血症、吸収障害、低リボたんぱく血症、肝臓障害、甲状腺機能亢進症
○要注意と危険な数値
ストレス、閉経によって、10~20%増加します。
総コレステロール値が高い場合は、LDLが多いために高くなっているのか、それとも、HDLが多いために高くなっているのかで、意味合いは大きく異なってきます。それぞれの項目で判断するのが適切です。
○ドクターズアドバイス
脂質異常症は、動脈硬化を引き起こす大きな要因になります。そのほかにも、糖尿病や高血圧などの病気、喫煙や過剰なストレスの蓄積なども動脈硬化を促進します。悪いことに、それらはかさなりやすく、また重なるほど、動脈硬化が進行しやすくなります。