今回はAFPについて紹介したいと思います(^-^)
○AFPとは
「α―フェトプロテイン」という血清たんぱくの略称です。
通常、胎児の血液中や妊娠の血液、用水中に存在しています。
健康な成人の血液中に存在はしませんが、肝がんのお客の血液中には多く出てきます。
○この検査でわかること
高い数値を示した場合は、原発性の肝がんが疑われます。
胃がんや肝がんでも高値を示すことがあります。そのほか、肝硬変、肝炎でも数値が高くなることがあり、この検査だけで確定的な診断を下すことはできません。
○基準値の範囲
検査システムによって多少異なりますが、10ng/mLが基準範囲の上限値となります。
○要注意と危険な数値
数値の高さが、必ずしも肝がんの進行度合いを反映しているわけではありません。
100ng/mLを超える場合は、悪性疾患が存在する可能性が高くなります。
○ドクターズアドバイス
慢性肝炎や肝硬変でもAFP値が上昇することがあります。その場合は、施術がよい方向に進んでいれば数値は下がります。
肝炎や肝硬変の施術効果が上がっているにもかかわらずAFP値が上昇を続けている場合は、肝細胞がんの合併が疑われます。