今回は簡単にツボをみつけるコツについて紹介したいと思います(^v^)
ツボの位置は、人それぞれからだの大きさやかたちが違っているように、ひとによって少しずつ違っています。したがって、ツボの描き込まれた人体図や、骨や筋肉などとの関係から言葉で説明されるツボの位置は、あくまでもツボを探す目安のひとつにすぎません。周囲や皮膚の状態、筋肉のしこりぐあい、押したときの感触・痛みなど、さまざまな反応とあわせてはじめて施術効果を生むツボが発見できるのです。
触ったときの感触が、その周囲のほかの場所に比べてカサカサしていたり、しこりがあったり、熱かったり、冷たかったり、あるいは皮膚の色が違っているなど、ツボの反応はさまざまです。また、押したりつまんだりしたときに、押されたりつままれたりした当人がどのようにかんじているかということも、ツボを探すうえでは大きな手がかりになります。
つまり、さわる、つまむ、押すといった動作がツボを探す基本となります。また、皮膚には痛覚、温度覚、触覚、圧覚があり、これらの感覚に異常があれば、それと関連する内蔵など、からだの機能の異常をしることができます。その窓口となっているのがツボなのです。
○ツボを探すときのものさし
ツボの位置を言葉で示す際には、「○寸○分」という単位がよく使われています。ただし、これは曲尺の寸や分とはまったく異なるものです。
ツボを探すときにつかわれる寸の単位は、施術を受ける人すなわちツボを探してもらう人の親指の一番太い部分の幅を、だいたい一寸としています。これは、その人の中指を折り曲げたときにできる第二関節のしわの端から端までの長さともほぼ一致します。また、親指を詰めぎみに二本そろえた幅や、人差し指と中指をゆるめにそろえた幅のいちばん太いところをとって二寸とすることもあります。
施術をうける人の親指の幅えお詰めぎみに0本分ゆるめにそろえた幅のいちばん太いところをとって、ツボを探すようにします。