【もっとも有効な施術法は保険適用のCPAP療法】
睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、軽症であれば、減量に努めたり
飲酒を控えたりといった生活習慣の改善によって、症状が緩和することがあります。
しかし、中等症以上では施術が必要です。特に重症の場合は、経鼻的持続陽圧
人工呼吸法(CPAP療法)がもっとも有効です。これは、鼻マスクから気道に空気を
送り込み、気道の閉塞を防いで無呼吸をなくすという施術法で、保険適用となっています。
そのほか、寝るときにマウスピースをつけて咽頭が塞がらないように下あごと舌を
固定する歯科装具装着(オーラルスプリント)、肥大した扁桃腺や軟口蓋を手術する
口蓋垂軟口蓋咽頭形成術などの施術法があります。
【実施施設は限られますが診断にはPSGがベスト】
睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合の検査法としてもっとも優れているのは
睡眠ポリグラフィー(PSG)です
この検査では、睡眠時無呼吸症候群の条件である次の項目を調べます!
➀ひと晩の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上ある
②一時間あたり、10秒以上の無呼吸が5回以上ある
ただし、PSGが実施できる施設はまだ限られているようです!
また検査端子を身体に取り付けて寝る必要があるので、入院が絶対条件になります( ..)φメモメモ
そのため、自宅でできる簡易型PSG、あるいは睡眠呼吸モニターで代用されることもあります!