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肝臓はこんな働きをしている|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.04.19 | Category: 健康のマメ知識

今回は、肝臓はこんな働きをしているを紹介したいと思います(^-^)

肝臓は体の化学コンビナート

体幹部右側から中央に存在する肝臓は、その大きさに見合うだけの重要な働きをしています。その主なものをあげると、次のようになります。

①エネルギー源となる栄養素をグリコーゲンに変えて貯蔵する。

②貯蔵しているグリコーゲンをブドウ糖につくり変えてエネルギーを供給する。

③コレステロールを合成する。

④各種のビタミンを貯える。

⑤血漿タンパク質を合成する。

⑥有害なビリルビンや過剰なコレステロールを排泄する。

⑦アンモニアなどの有害物質を無毒化する。

⑧脂肪の消化吸収を助ける胆汁をつくる。

⑨血液を貯蔵し、必要に応じて供給する。

⑩血液凝固にかかわる物質をつくる。

消化管などからくる血液は、門脈と呼ばれる静脈血管を通って肝臓にはいります。

⑧で示した胆汁は、胆道を通って十二指腸へ注ぎます。

一般的に、各臓器の組織は一度切除されると再生できませんが、肝臓の組織は、健康な状態なら再生できる雄一の存在です。

胆のうは胆汁を濃縮する器官

胆のうは、肝臓の下側に位置する器官です。肝臓でつくられた胆汁は、胆のうで一時的に貯えられて、ここで濃縮され、胆道を通って十二指腸へ分泌されます。

胆汁は、胆汁酸とコレステロール、胆汁色素などを含む液体です。大便の色はこの色素によるものです。

胆汁酸は、腸内の脂質を乳化して消化、吸収できる形にする、重要な消化液です。