今回は骨・筋肉CT・MRI検査について紹介したいと思います(^◇^)
○CT・MRI検査とは
CTはコンピューター断層撮影の略称、MRIは磁気共鳴断層撮影の略称で、NMRともいわれます。
前者はX線、後者は磁気を、それぞれコンピューターと連動させて、体の内部のようすを克明な画像にして調べる装置です。
体をいっさい傷つけずに詳しい検査ができるという特徴があります。
○この検査でわかること
臓器や骨格などの形状的な変化が確認できます。X線CTの場合は人体を輪切りにした状態での画像が得られますが、MRIではさまざまな方向からの断面画像を得ることができます。
X線CTは骨や石灰化組織の画像化にすぐれ、MRIはやわらかい組織の画像化にすぐれているという特徴があり、つかいわけられています。
造影剤注射を行なうことにより、病変がはっきりと浮き出てきます。
○異常はこんな形で現われる
基本的には、全身のどの部分でも、形のうえでの変化に関する病変を探知することができます。
○ドクターズアドバイス
MRI検査では磁気を使用するため、キャッシュカードや時計、携帯電話などを検査室に持ち込むことはできません。また、想像以上に装置の作動音がうるさいことも了解しておいてください。なお、心臓のペースメーカーなど、金属性異物を体内にいれている人は検査を受けれません。
今回は上腹部CT・MRI検査を紹介したいと思います(^◇^)
○CT・MRI検査とは
CTはX線を利用し、MRIはラジオ波と磁気の特性を利用して、体内を断面画像としてとらえ、観察する装置です。
体に負担をかけないで、体内の形状的な異常を観察、診断することができます。
○この検査でわかること
CTではその横断面の画像を、MRIでは角度にかかわらずさまざまな方向からの断面画像を得ることができますから、腫瘍の有無や広がり方などを、克明に知ることが可能です。
○異常はこんな形で現われる
臓器の形に異常があれば、そのままの形で現われます。MRIの場合、角度を変化させながら観察できるため、より入念にチェックすることができます。
○ドクターズアドバイス
膵がんの自覚症状は、倦怠感、食欲不振、体重減少などで、ほかの病気でもありがちなものです。そのため、初期段階での発見は困難です。膵頭部のがんなら黄疸が出やすいのですが、ほかの部分のがんではそれもないだけに、油断できません。
今回は、上腹部CT・MRI検査について紹介したいと思います(^-^)
○CT・MRI検査とは
CTは「コンピュター断層撮影」の省略、MRIは「磁気共鳴断層撮影」の省略です。どちらも寝ているだけの検査方法です。CTはX線を利用しますが、健康への悪影響については、繰り返し受けなければ問題ありません。ただし、妊娠している人は医師と相談してください。
○この検査でわかること
CTでは体の横断面の画像が得られ、MRIではどのような方向からの断面画像でも得ることができます。
CTとMRIにはそれぞれ得意、不得意が多少ありますが、基本的には管状臓器以外なら、形態的な異常を映し出すことができます。肝臓およびその周辺に限定しても、肝がん、胆道がん、膵がん、胆石、肝硬変、脂肪肝、腹水など、多くの病気が発見できます。
○ドクターズアドバイス
腫瘍らしき病変がある場合は、通常のCT・MRI検査では診断しきれないことがあります。そのようなときは、造影剤がどのように集まるか、その集中の度合いを見て判定することがあります。肝がん、肝血管腫の診断にはよく用いられる方法です。