今回はLDLコレステロールについて紹介したいと思います(^◇^)
○LDLコレステロールとは
コレステロールを多く含むリボたんぱくで、肝臓で合成され、体のすみずみにコレステロールを運んでいます。
○この検査でわかること
基準範囲より高い場合は動脈硬化の進行が考えられ、心筋梗塞などの冠動脈疾患や脳血栓などの脳血管疾患の発症の可能性を示します。
○基準値の範囲
基準範囲は60~119mg/dLです。ただし、冠動脈疾患を起こした人の場合は、その範囲内でも施術対象になることがあります。
○要注意と危険な数値
低値の場合は、血管がもろくなり、脳出血などを起こしやすくなります。高値の場合、高血圧や糖尿病などの動脈硬化危険因子を抱えている人は、施術を受けることが求められます。
とくに、LDLコレステロール値が1800mg/dL以上なら、すみやかに施術を受ける必要があります。
○ドクターズアドバイス
2008年度から開始された特定健診では、LDLコレステロールが採用されました。予防医療の観点から、基準範囲の上限は119mg/dL以下と低めに設定されています。遺伝や食生活との関係が強く、女性では更年期以降で上昇します。