今回は上部消化管内視鏡検査について書いていきたいと思います(*^_^*)
上部消化管内視鏡検査とは
検査前に薬を口に含み、喉の奥に麻酔をかけます。それから先端に小型カメラのついたスコープという器具を挿入し、食道、胃、十二指腸までを克明に観察します。鼻の穴から入れる検査法もあります。バリウム検査で異常が疑われたときに、さらに詳しく調べるためにも行います。
この検査でわかること
潰瘍からの出血や、胃炎によって起こる粘膜のただれの色調の変化などがわかります。さらに、この検査では「生検」といって、がんが疑われる場合にかん子をよういて組織を採取し、良性のもの悪性のものかを診断することもできます。
[ドクターズアドバイス]
内視鏡では消化管の内腔から粘膜の状態を観察できますが、粘膜の下の領域は診断できません。
そこで、内視鏡と超音波を組み合わせた「超音波内視鏡検査」を用いることもあります。
内視鏡の先端から超音波を発信させ、粘膜下の腫瘍や胃がんの深さなどを調べます。