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AST(GOT)・ALT(GPT)|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.04.20 | Category: 健康のマメ知識

今回は、AST(GOT)・ALT(GPT)について紹介したいと思います(●^o^●)

AST・ALTとは

従来はGOT・GPTと呼んでいた検査名を、最近はそれぞれ、AST.ALTと呼び替えるようになりました。

ASTはアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼの略称です。

この検査でわかること

AST・ALTともに、臓器や組織に障害が発生すると血液中に増加してきます。

ASTは肝臓、心臓、筋肉の障害に反応を顕著に現わすため、2つを同時に調べて比較検討すれば、障害が起きた臓器の診断に役立ちます。

○基準値の範囲

ASTは30U/L、ALTも30U/Lが基準範囲の上限値です。ただし、飲酒、運動、薬物などの影響で数値が上がることがあります。

要注意と危険な数値

数値が高いほど、肝機能障害の重要度を示します。

ALTは70U/L以上、ALTは100U/L以上になると、精密検査が必要です。

ドクターズアドバイス

ASTとALTの大小で、ある程度の病気の推測が可能です。いずれも高値で、かつAST<ALTの場合は慢性肝炎、ALT>ALTで、かつAST・/ALTの場合は慢性肝炎、AST/ALT比2.0以上の場合は、肝硬変が考えられます。つまり、慢性肝炎から徐々にAST>ALTになる場合は進行を意味し、注意が必要です。