今回は特異的IgEについて紹介したいと思います(●^o^●)
○特異的IgEとは
IgEのうち、特定のアレルゲンに対してだけ生産されるものをいいます。
○この検査でわかること
起きているアレルギー反応のアレルゲンを特定することができます。特異的IgEには非常に多くの種類がありますから、それを調べる検査の集団も数多くあります。
実際には、アレルゲンがどのようなものであるかを想定して、適切と思われる検査方法を選択します。
○基準値の範囲
検査方法が多いため、現在よく用いられているCAPシステムの例でいうと、基準範囲は0~0.34UA/mLが擬陽性、それを超えると陽性と判断されます。陽性には5段階があり、数値が高いほどアレルゲンの特定に確実性がでてきますが、低くても必ずしも関連性が低いとはいえません。
○ドクターズアドバイス
上で紹介したCAPシステムは、170種以上もあります。この数を見るだけでも、アレルゲンになり得るものの種類がいかに多いかがわかります。代表的なものとしてはハウスダスト、コナヒョウヒダニ、スギ、ブタクサなどがあります。