今回は病理組織検査について紹介したいと思います(^◇^)
○病理組織検査とは
病変部の組織を内視鏡や腹腔鏡、穿刺針、そのほかの専用機材だ採取して、ホルマリンやパラフィンで固定し、それを薄くスライスして顕微鏡で観察する検査法です。
そのほか、必要な検査を行ない、なお確実な診断がつかない場合に、最終的な確定診断お方法として実施されます。この検査は、病理検査部署で、病理医によって行なわれます。
病理組織検査は、手術を実施している途中に、切除する範囲を決めるために行なうこともあります。これを術中迅速検査といいます。その場合は、手術方針の検討を速に行なうために、一定時間を要するホルマリン固定をしないで、検査することが多くなります。病理組織検査は細胞診とにていますが、正確さ、精密さの転で、細胞診よりすぐれています。
○この検査でわかること
病変が腫瘍性か非腫瘍性か、良性か悪性か、悪性ならその程度はどうかなど、示してあります。
これらを検討して、診断の確定と施術方針の決定がなされます。
○異常はこんな形で現われる
顕微鏡による検査では、検体を染色して観察します。
描く臓器や組織は、それぞれ特有の細胞によって構成されていますが、がんが称じると、がんびょ辺独特の変化を示します。
○関連検査
各種画像検査、細胞診、そのほか、想定される疾患にかかわる各種検査。
なお、病理組織検査は確定検査であるため、関連検査は基本的には病理組織検査の前に実施されます。
○ドクターズアドバイス
細胞診より病理組織検査のほうがすぐれていることは確かです。しかし、どの臓器に対してもよいというわけではありません。細胞診が適している象いもあれば、病理組織検査が適している臓器もあるため、検査をする臓器によってつかいわけています。