今回は、息切れ・呼吸が苦しいみついて紹介したいと思います(^-^)
<症状>
呼吸が速くなり、ハアハアとたくさん呼吸をする状態を息切れといいます。これは激しい運動や管状のたかぶりなどによって、健康な人にもよくみられます。
ストレスなど精神的なものが原因で起こる場合もおおいようですが、あまりひどい場合には、呼吸器や心臓、循環器などの病気を疑います。
<施術のポイント>
重い病気の疑いがあれば必ず専門医へ。精神的なものが原因となっている場合や軽い症状には、ツボ療法で対処できます。
まず、気道を広げ、呼吸がらくになるようにするため、背中のこう盲、神堂、けつ陰ゆ、心ゆ、胸の中府を指圧します。腹部の中かん、巨けつも効果があります。手のげき門、陰げきの指圧は胸の充血と手の冷えをやわらげます。最後に腰の腎ゆを指圧して全身の体調を整えましょう。
<施術のすすめ方>
○けつ陰ゆ
静かに長く指圧をおこない息切れにともなう胸苦しさをやわらげる
<位置>
肩甲骨の内側で、背骨をはさんだ両側のあたり
<施術>
施術者は、うつ伏せに寝かせたお客の背中に両手をつき、親指で左右のツボを同時に押す。静かに10秒ぐらいおしつづけるのがコツ。息切れにともなう胸苦しさをやわらげる。腹部の巨けつの指圧を併用するとさらに効果的です。
○神堂
動悸・息切れをしずめ胸苦しさをやわらげる
<位置>
背骨をはさんだ両側で、左右の肩甲骨のすぐ内側のへり
<施術>
施術者は、うつ伏せに寝かせたお客の背中に両手をつき、親指で左右のツボを同時に、静かに10秒ぐらい押し続ける。心臓疾患の施術によういられるツボで、激しい動悸と息切れをしずめ、胸苦しさもやわらげるようです。
○中かん
自律神経機能に働きかけ呼吸を整える
<位置>
腹部の中心線上で、みぞおちとおへその中間あたり。
<施術>
施術者は、仰向けに寝たかんじゃの胸の上で、お客ののどの方へ指先を向けて両手を重ね、中指の先で指圧する。自律神経機能に働きかけて呼吸を整える。精神的要因で息苦しい場合にも効く。症状が慢性的な場合はお灸も効果的です。