今回は歯を失う主な原因はむし歯と歯周病について紹介したいと思います(●^o^●)
○むし歯
むし歯は、全年齢での、歯が抜ける最大の原因です。40歳以降でも抜歯された歯の約4割は、むし歯とのその後発症が原因です。
○原因
1日に何回も砂糖摂取すると、脱灰量は再石灰化量を上回ります。これが長時間続くと、その部分の歯が破壊して、むし歯となります。この過程で歯質に細菌が侵入し、着色や歯髄への感染を引き起こすこともあります。
歯髄炎が進行すると、歯の根の部分に病巣ができ、歯ぐきから膿がでることもあります。
○予防
・砂糖を含んだ飲食物を摂取する回数を減らす
・フッ化物を利用する
フッ化物配合歯磨剤を使用した歯磨きの後には、口の中に残った歯磨剤を吐き出す くらい、または少量の水を歯ブラシにつけて軽く程度にとどめるのが効果的です。
・歯磨きやデンタルフロス、歯間ブラシを利用して、プラークを除去する。
ただし、微細な細菌を含むプラークの完全除去は非常に難しく、また、除去しにくい 部分からむし歯は発生します。
そのため、フッ化物配合歯磨剤を利用しない歯みがきでは、むし歯予防効果はほと んどありません。
今回はマンモグラフィー検査について紹介したいと思います(●^o^●)
○マンモグラフィー検査とは
別名を「乳房X腺検査」といいます。専用の装置でX腺撮影を行ない、その画像から病状を判断します。
通常のX線検査の場合、骨などはきれいにとらえることができますが、やわらかい組織は苦手です。そこで、弱いX線をつかうことで、軟部組織の撮影が可能になります。
○この検査でわかること
画像から、しこりが乳がんか、ほかのものかを判断します。触診では見つけにくい小さい腫瘍や石灰化した腫瘍でも、発見することができます。
○異常はこんな形で現われる
病変があると、その部分が濃く見えたり、白い点が集まっているように見えたりします。そのほか、乳腺超音波検査と同様の形状が見られます。
○精密検査が必要な場合
原則的にマンモグラフィー所見でカテゴリー3以上であれば、関連検査を必要に応じて実施します。
○ドクターズアドバイス
マンモグラフィーの検査では、乳房を検査台に乗せ、圧迫装置ではさんで撮影するため、多少の痛みがあります。乳房が小さい人のほうが、その傾向が強いようです。
また、この検査ではX線を使用するので、妊娠中の人には適しません。
今回は乳房の構造について紹介したいと思います(^◇^)
女性の乳房は、思春期からの第2次性徴の一つとして、女性ホルモンの作用によって発達します。乳汁の分泌器官として種族保存の大役を果たしていますが、母性の象徴としても大切な存在として意識されています。
○乳房内部の構造
乳房の内側を前から見ると、傘を広げたように「葉」が並んでいます。葉はさらに「小葉」に分かれており、いくつかの「乳腺」を納めています。
乳腺は「腺房」という数多くの窮状の組織で成り立っており、この腺房から乳汁が分泌されます。腺房、小葉、葉は、乳管で複雑に結ばれており、分泌された乳汁を乳頭へ導きます。これらの組織は、脂肪や結合組織で支えられ、乳房全体を形づくっています。
各組織は、すべてがつねに活動しているわけではなく、性ホルモンなどいくつかのホルモンの作用を受けて、増殖と消退、活動と休止を繰り返しています。
○「しこり」必ずしもががんではない
乳房の疾患としてもっとも警戒されているのが、乳がんです。乳房のどこかにしころがあれば、まず乳がんの心配をしています。確かにそのおそれはありますが、しこりがあれば必ず、がんだというわけではありません。
しこりができる疾患には、乳腺症や乳腺線維腺腫などいくつかありますから、すみやかに専門医の診察を受けて、正しい対応をしましょう。
今回は乳房の主な病気と対策を紹介したいと思います(●^o^●)
○しこりができる病気は乳がん以外にもある
乳房にしこりができると、いちばんに乳がんを疑います。しかし、乳腺症や乳腺線維腺腫もしこりができる病気です。これら3種類の病気は、マンモグラフィーや超音波検査などで調べれば、たいていは正確な区別が可能です。
○生理的な変化と病変との見きわめに注意
月経の直前や期間中は、ホルモンの影響で、しこりが現われたり大きくなったりすることがあります。これは異常なものではありません。月経期間が終われば、消失します。
もしいつまでも消えなかったり、閉鎖後のそのような変化があった場合には注意します。
○乳がんは35歳以上に多い
乳房にしこりができた場合、それが乳がんである可能性が高くなるのは、35歳以上になってからです。
34歳以下でも乳がんが発症することはありますが、たとえば20歳から30歳代の半ばごろまでは乳腺線維腺腫であるケースが圧倒的に多く、それから40歳代終盤にかけて乳腺症であるケースが多いことが分かっています。これは、ホルモンの分泌のし方によるものと推定されています。
○日常のチェックとすみやかな対応が大切
乳頭部びらんや異常分泌があった場合には、たいていの人が受付を受ける気持ちになりますが、しこりについては、その出現に気づかなければ、対応のしようがありません。
乳房のしこりは、乳がんの集団検診などで、発見されるケースもありますが、早期発見には自己触診が行こうな手段です。
毎月1回のチェックデ―を決めるなどして、習慣づけましょう。乳がんは、自己チェックのできる数少ないがんの一つです。
自己チェックでのしこりなどの異常を感じたら、すぐに設備の整った医療機関で診てもらいましょう。
がんと診断されるのがこわいという理由で、せっかくしこりを見つけても診察を受けるのをためらう人がいますが、かりに乳がんと診断されたとしても、対応が早ければ90%以上は乗り越えることができるのです。
今回は女性器の働きを紹介したいと思います(*^_^*)
女性器は、外性器と内性器とにわけられ、それぞれが妊娠・出産にかかわる重要な役割を担っています。
○卵巣、欄干、子宮などの内性器は生殖の機能を果たす
女性の内性器には、卵子をつくり出す卵巣、卵子を運ぶ卵管、受精卵を育てる子宮があります。卵巣は左右1対あり、成熟した女性の場合、おおよそ月に1回の割合で排卵が起こります。卵巣からでた卵子が卵管を通過する間に精子と出会うと、受精して子宮内膜に定着します。
卵巣は、受精可能な卵細胞をつくるとともに、卵胞ホルモンや黄体ホルモンを産生して、月経の周期を決定します。
子宮は、骨盤の中央に位置していて、膀胱と直腸に挟まれています。妊娠していないときの大きさは長さ7~8cm、幅は最大で4cmほどで、扁平ななす型をしています。
○外性器は接続器と参道の2役を果たす
外性器は、大陰唇、小陰唇、膣前庭から膣にかけてを指します。子宮は外子宮口で膣とつながっています。
性交の際には、膣前庭にあるバルトリン腺から分泌液がでます。また、処女膜は膣口に近い部分にある薄い膜ですが、未婚者でも中央部に小さい穴があって外部に通じています。分娩時には膣は産道となり、直径10cmもある児頭を通過させるほど拡張します。
今回は触診について紹介したいと思います(^◇^)
○女性器の触診とは
触診とは体に手を触れて行なう検査です。医師が薄い手袋をつけ、膣内に片手の指をいれると同時に、もう片方の手を腹部に置き、間にある内性器のようすを調べます。
○この検査でわかること
膣側からの触診と腹部側からの患部の間食や反応から、子宮、卵巣、卵管、膣の大きさや硬さ、さらに弾力性や腫れの有無などがわかります。
○正常の範囲
検査からよく発見される病気は、子宮筋腫や頚管ポリープなどで、そのほかに子宮がんや子宮内膜症と疑われる以上がみつかることもあります。しかし、触診では新興していないと見つからない病気もあり、触診だけでは不十分です。
○精密検査が必要な場合
触診や関連検査だけでは内性器の病気の特定と進行に関する診断ができないときは、子宮卵管造影、腫瘍マーカー、下腹部CT・MRI検査などを行ないます。
○ドクターズアドバイス
検査前に排便・排尿をすませ、検査を受けるときは、腹筋の力を抜き、肛門をゆるめます。便秘が続いていると内診の妨げになります。また、月経中は緊急の場合以外は検査を避けます。
検査中、腰や肛門に響く痛みを感じた時は医師に知らせてください。
今回は経膣超音波検査を紹介したいと思います(●^o^●)
○経膣超音波検査とは
子宮や卵巣のようすをモニター画像に映し出し、おなかの内部のようすを観察します。経膣超音波は、膣口から直接、プロープという器具を挿入して検査をします。器具は小さく、痛みはほとんどありません。
○この検査でわかること
子宮内のようす、卵巣の大きさ、子宮筋腫や卵巣のう腫の有無と大きさがわかります。また、子宮体がんや卵巣がんの発見のてがかりにもなります。
○精密検査が必要な場合
子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮体がんなどが疑われた場合は、下腹部CT・MRI検査、卵管造影検査などが行なわれます。
○異常はこんな形で現われる
子宮筋腫では黒あるいは白い腫瘍像が、卵巣のう腫、子宮体がんなどでは、不均一なエコーパターンとして現われます。
疑わしい場合は静止画像を撮り、腫瘍などの部位や大きさを測定します。
○ドクターズアドバイス
経膣超音波検査は子宮体がんや卵巣がんの発見に有効です。膀胱が尿で充満していても検査が受けれます。検査は内診室で行ないます。
子宮がんは一般に不正出血があるものと思われていますが、出血を見ない場合もあります。30歳をすぎたら無症状でも検診を受けましょう。
今回は子宮細胞診検査について紹介したいと思います(●^o^●)
○子宮細胞診検査とは
膣口から細い器具を挿入し、子宮頚部の粘膜や子宮内膜から細胞を採取して、顕微鏡で調べる検査です。細い綿棒やへらの先端を粘膜にこすりつけて採取する「擦過法」と、子宮体部から吸引する方法とがあります。
○この検査でわかること
子宮頚がんの検査結果は、これまでクラスⅠ~Ⅴの5段で表現されていました。この「クラス分類」は、医師が受検者に結果を伝えるには単純で便利なのですが、微妙な異常を分類しきれなかったり、「見落とし」につながることもあって、国際分類である「ベセスダシステム」に基づいた分類に変更されるようになりました。
○関連検査
「ヒトパピローマウイルス」検査は細胞診と同じ方法で行なわれますが、HPVに感染しているかどうかを調べます。
○精密検査が必要な場合
子宮膣部を拡大して見るコルポスコピー部分的に組織を採取する病理組織検査などを行ないます。
○ドクターズアドバイス
子宮頚がんは最近の20代の若い女性に急増していますが、その原因の大半はHPVというウイルスの感染によるものです。これは性交渉によって感染します。HPV自体はごくありふれたウイルスです。性交渉の経験のある健康な女性の約3割は、HPVを普通に保有しています。
今回は女性器の主な病気と対策について紹介したいと思います(●^o^●)
○原因は不明だがホルモンに関係する子宮筋腫
子宮筋腫は子宮の筋層に発生する腫瘍で、「筋層内筋腫」「漿膜下筋腫」「粘膜下筋腫」の3タイプがあります。
原因は不明ですが、女性ホルモンの影響で大きくなることがわかっています。そのため、成熟期に発育しやすく、妊娠すると大きくなり閉経を迎えると小さくなります。
ごく小さなものから胎児の頭ほどの大きなものまであり、多発性で数もさまざまです。従来は、40歳代の中年期から多く見られる病気とされてきましたが、最近は30歳代の若い女性にも発症が増えています。
○こんな自覚症状や異常があれば子宮筋腫が疑われる
・月経が長引き、出血量が多い
月経異常と月経困難症は子宮筋腫の二大症状です。粘膜下筋腫では、毎回、月経が10日近く続いたり、量が多くて外出 できなくなるほか、親指大以上のの血のかたまりがでることもあります。生理痛もひどくなります。
・貧血がおこる
月経過多に加えて不正出血が起こるため、貧血が起きます。
・下腹部のしこり
膀胱が圧迫されて頻尿になり、下腹部にしこりを感じます。
○年齢と筋腫の程度によって施術法は異なる
疑わしいときは産婦人科を受診します。まれに、出血過多の原因が子宮肉腫の場合もあり、判断が必要です。
子宮筋腫とわかれば、数か月おきに経過を観察しながら、ホルモン療法や貧血の施術を行ないます。
過多月経をともなう大きな筋腫で強度の貧血をきたすもの、あるいは、薬物療法で効果が期待できず、閉経まで数年以上ある場合は、手術を行ないます。
今回は電解質の働きについて紹介したいと思います(^v^)
「電解」は電気分解の略です。電解質は、ミネラルの一種で水に溶け、電気を通す性質をもっています。食塩は、もっともなじみ深い電解質です。水には溶けても電気を通さないものは、非電解質といい、ブドウ糖はその一つです。
○電解質は、生命維持のために重要な役割を果たしている
ミネラルは、ビタミンと並び称され、体内で生命維持に欠かすことのできない役割をはたしています。ミネラルの一種である電解質も、その一角を占めています。
私たちの体を構成している細胞の内外には、水分が豊富に存在していますが、電解質のほとんどは陽イオン、または陰イオンの形で、その体液の中に含まれています。
体液は細胞内液と細胞外液に分類され、両者に含まれる電解質は、その種類や濃度が異なっています。
個々の電解質には、体の構成素材になったり調節機能にかかわったりするなど、それぞれ特有の役割があります。しかし、それぞれ一定のバランスが保たれています。この電解質量に過不足が生じている場合は、何か重大な病気が起きているおそれがあります。
○電解質のバランスがくずれると生命の危険につながることも
私たちの体液中にある主な電解質イオンには、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、クロールなどあります。
このうちのクロールは陰イオンで、あとの4つは陽イオンです。この「陰・陽」は、共同して血液の浸透圧を一定に保っています。
その陰・陽のバランスがくずれると、脱水症状やむくみが現われる、あるいは血液が酸性に傾いたり、アルカリ性に傾いたりする、といった異常がでてきます。
こうした異常が起こる背景には、生命の危険につながる疾患が隠れていることが少なくありません。
○バランスのよい食事と水分補給を心がける
電解質は体内で合成されず、食事から摂取されます。食事の質・量が適切でバランスが取れていれば、不足することはありません。また、電解質の濃度を一定に保つためには、見合った水分量が必要になります。水分が過剰な場合は尿として排泄されますが、不足した脱水状態では水分補給が大切です。