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ホーム > Blog記事一覧 > 鍼灸施術 | 大和高田市・葛城市 | ふれあい鍼灸整骨院 - Part 5の記事一覧

慢性の下痢|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.12.25 | Category: 鍼灸施術

今回は、慢性の下痢について紹介したいと思います(^-^)

<症状>

便の水分が増してやわらかくなるのが下痢。慢性の下痢の多くは、腸の機能低下や粘膜に異常がある場合のほか、腸の運動が活発すぎるために腸の内容物が速く通過してしまい、腸壁から水分がよく吸収されなくなって起こります。また、精神的ストレスが原因でも起こります。一方、急性の下痢は激しい腹痛や発熱、嘔吐などをともない、重い感染症が原因の場合もあるので、専門医の診断を受ける必要があります。

<施術ポイント>

まず、首のつけ根の大椎と、背中から腰にかけて大腸ゆなどの各ツボを、ゆっくり指圧して消化機能を整えます。手足にも局地、三陰交など消化機能を高めるツボが多いので丹念に指圧します。ツボ療法は毎日、根気よく続けることが大切。お灸も効果的です。長時間の施術で疲れたときは、最後に顔の各ツボを指先でおしてもむと、気分がすっきりします。

<施術のすすめ方>

大椎

アレルギー体質で下痢をしやすい人は、このツボの周辺のこりをほぐす

<位置>

首のつけ根の中心、背中をささえながら、もう一方の手の親指でツボをこねるように押す。アレルギー体質で下痢をおこしやすい人の場合、このあたりがこっているので、よくほぐすとよい

大腸ゆ

少腸ゆとともに腸の働きを促進する特効ツボ

<位置>

左右の骨盤の上端を結んだ両側のあたり

<施術>

施術者はうつ伏せに寝たお客の腰に両手のひらをつき、お客の呼吸に合わせてリズミカルに親指で指圧する。小腸ゆとともに腸の働きをよくする特効ツボで、下痢をはじめ、お腹がゴロゴロいうなど腸の不快な症状をやわらげる効果があるようです。

○中かん

マッサージと併用し、消化機能を整える

<位置>

腹部の中心線上で、みぞおちとおへその中間あたり

<施術>

消化機能を整えるのに大切なツボ。施術者は仰向けに寝たお客の腹部に指先をそろえて両手を重ねる。お客が息を吐くのにあわせて軽く押さえ、これをゆっくりくり返し、続けて腹部のマッサージへとなめらかに移る

大巨

腹筋の機能を高め慢性的な消化器系の不調を改善

<位置>

おへその外側へ指幅2本分ほどのところをさらに指幅2本分ほど下がったあたり

<施術>

お客を仰向けに寝かせ、親指で腹部の脂肪が軽くへこむ程度に指圧する。強い指圧は避ける。腹部のマッサージとの併用で腹筋の機能を高め、慢性的な消化器系の不調に効くようです。

三陰交

からの冷えをやわらげ、下腹部の不快な症状を取り除く

<位置>

足の内くるぶしから指幅3本分ほど上。

<施術>

施術者は、お客のツボの位置に親指を当て、お客のすねを手のひらで包むようにして親指に力をこめる。からだが冷えると下痢をおこしやすくなるのが、この刺激が冷えると下痢をおこしやすくなるのが、この刺激がひえをやわらげ、下腹部の不快な症状をとる。足三里の指圧も効果的です。

曲池

大腸の機能を整えるツボ、強めの指圧が効く

<位置>

ひじの内側の曲がり目の、親指側のくぼみ

<施術>

ひじをしっかりつかむようにしてツボの位置に親指を当てる。押すときは親指の関節を曲げて力をこめる。このツボは主に大腸の機能を整え、消化器系全般の機能をよくする効果がある。手の三里も同様に指圧するとよい。

胸の痛み・肋間神経痛|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.12.22 | Category: 鍼灸施術

今回は胸の痛み・肋間神経痛について紹介したいと思います(*^_^*)

<症状>

運動が原因で起こる筋肉の痛みをはじめ、呼吸器の病気が原因で起こる胸苦しさをともなう痛み、狭心症など心臓の病気が原因で起こる痛みなど、胸の痛みはさまざまです。

胸からわき腹にかけて急に鋭い痛みが走り、深く息を吸ったり、声高に話ただけでひどく痛むというような場合には、肋間神経痛を疑います。

<施術ポイント>

呼吸に関係なく起こる胸の痛みは、心臓の重い病気が疑われます。狭心症発作などを一時的にしずめるには、腕のげき門という特効ツボがありますが、必ず専門医の施術を受けるべきです。筋肉痛や肋間神経痛の場合は、温湿布とツボ療法で症状をやわらげます。

胸の痛みに効くツボは、けつ盆、中府、神封、だん中などがポイントになりますが、指圧と同時に肋骨の間に沿ったマッサージがさらに効果をあげます。背中の各ツボに指圧と同時に背中の各ツボに指圧とどうじに背骨沿いのマッサージを加え、腹部が痛む場合は盲ゆなど腹部の各ツボも軽く押しもみます。

<施術のすすめ方>

だん中

胸の筋肉の緊張をほぐし痛みと胸苦しさをやわらげる

<位置>

左右の乳首を結んだ線のちょうど真ん中のところ

<施術>

施術者は仰向けに寝たお客の胸の上に指先をそろえて両手を重ね、静かに指圧する。これは、胸の陰肉をほぐし、呼吸器の機能を整えて、胸の痛みと苦しさをやわらげる効果がある。

神封

狭心症から肋間神経痛までいろんな胸の痛みに効く

<位置>

左右の乳首を結んだ線のちょうど真ん中から指幅3本分ほど外側

<施術>

施術者は、仰向けに寝たお客の胸に両手をつき、左右のツボをそれぞれ

人差し指・中指・薬指をそろえて同時に指圧する。狭心症はどの心臓病の痛みから肋間神経痛まで、胸の痛みをやわらげるのによく効くようです。

中府

肩から胸へぬけるような痛みに効く

<位置>

鎖骨の下で、第2肋骨の外側の関節の間にできるくぼみのあたり。

<施術>

施術者は、お客を仰向けに寝かせ、親指を鎖骨の下のツボの位置に当て、お客の両肩をつかむようにしてちからをこめる。これは、肩から胸へ抜ける痛みをやわらげるのに効果的です。

けつ盆

指2本で鎖骨に食い込むように押して胸の痛みをやわらげる

<位置>

鎖骨の上のくぼみの半ばほどのところ。

<施術>

人差し指と中指を曲げて、鎖骨に食い込むようにぐっと押す。これは、胸をめぐる神経の通り道にあるツボ。お客の呼吸にあわせてくり返すと、胸の痛みがやわらぐようです。

げき門

動悸・息切れなどをともなう胸の痛みに効果的

<位置>

前腕部の、手のひら側のちょうど真ん中あたり

<位置>

施術者は、お客の腕をつかむようにして、親指で強めに押し込む。動悸や息切れ・息ぐるしさをともなう胸の痛みに効果があるようです。お客が自分でおこなってもよい。

心ゆ

肋間神経痛にともなう背中の痛みには背中の各ツボを準に指圧する

<位置>

左右の肩甲骨の内側で、背骨をはさんだ両側のあたり。

<施術>

施術者はうつ伏せに寝たお客の背中に両手のひらをつき、左右のツボを親指で同時にやや力をこめて押す。これは、心身の緊張をほぐし、肋間神経痛にともなう背中の痛みに効果がある。背中のほかの各ツボも、上から準にリズムかるに指圧するとよい。

胃・十二指腸潰瘍|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.12.21 | Category: 鍼灸施術

今回は、胃・十二指腸潰瘍について紹介したいと思います(^-^)

<症状>

みぞおちのあたり、に、焼けるような差しこむような、シクシクする痛みがあり、空腹時にはひどく感じられます。食後にも胸やけや、すっぱい味を感じるゲップが出る、ということがあり、さらにひどくなると吐血したり、血便がでることもあります。精神的ストレスが原因で悪化する例も多くみられる病気です。

<施術のポイント>

潰瘍そのものの施術は専門医の処置を受け、ツボ療法では潰瘍にともなう症状の暖和と心身のリラックスを促すようにします。まずは胃の機能を整えるために、かくゆなど、消化器系の機能促進に有効な背中と腹部の各ツボを指圧します。足の三里、陽陵泉、三陰交、れいだ、手の内閣なども、胃腸の調子を整えます。

痛みをやわらげるには手の合谷、全身をリラックスを促すようにします。まずは胃の機能を整えるために、かくゆ、盲yなど、消化器系の機能促進に有効な背中と腹部の各ツボを指圧します。足の三里、陽陵泉、三陰交、れいだ、手の内関なども、胃腸の調子を整えます。痛みをやわらげるには手の合谷、全身をリラックスさせるには腰の腎ゆが効果的です。

<施術のすすめ方>

盲ゆ

腹部のマッサージと併用して消化器系の機能を高める

<位置>

おへその両脇で、おへそより指幅1本分外側

<施術>

施術者はお客を仰向けに寝かせ、両手の中指で左右のツボを同時に押す。みぞおちからおへそまでと、おへその周囲の各ツボも同様に指圧し、やさしくマッサージすれば、徐々に消化器系の機能が高まる

かくゆ

潰瘍の原因となる胃液の余分な分泌を調整

<位置>

肩甲骨の下寄りの内側で、背骨をはさんだ両側のあたり

<施術>

お客の背中に両手をつき、左右のツボを親指の腹で小さな円を描くように押す。このツボは胃液の分泌を調整する効果がある。大腸ゆまでの各ツボも上から順に同じように指圧すると消化機能が促進されるようです。

れいだ

みぞおちの重苦しさやむかむかした感じに効果

<位置>

足の第2指のつめのきわ

<施術>

両足の指を、爪のつけ根をつまむようにしてグリグリともみ押す。このツボは胃の症状に効果があり、みぞおちの重苦しさや、ムカムカした感じをやわらげる。胃液の分泌過剰をおさえるのに効果的です。

慢性肝炎|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.12.20 | Category: 鍼灸施術

今回は、慢性肝炎について紹介したいと思います(^-^)

<症状>

軽いものでは自覚症状がすくない場合が多く、症状がみられたとしても、だるい、疲れやすい、おなかが張る、あまり食欲がわかないなどという程度です。しかし悪化すると黄疸、発熱、むくみなどが出て、肝硬変に移行する場合もあるので、専門医による施術を受けることが大切です。

<施術のポイント>

東洋医学では、「肝腎かなめ」「肝胆相照らす」という言葉にみるとおり、肝臓と腎臓、胆のうの機能がいかに大切であるかを強調しています。したがって、肝臓の病気の施術は、肝臓、腎臓、胆のうの病気の施術は、肝臓、腎臓、胆のうの機能を高めるには、期門など腹部の各ツボの指圧とマッサージが効果的です。また、手足の各ツボのうちれい構と太衝は肝臓病の施術効果が高く、曲泉はだるさに効きます。

期門

上腹部の張りと重苦しい不快感をやわらげる

<位置>

乳頭の増したの線上で大9肋骨の内側のあたり

<施術>

お客を仰向けに寝かせ、両手の親指で軽く肋骨の下がくぼむ程度に指圧すると、上腹部の張りと重苦しい不快感がやわらぐ。みぞおちの巨けつから日月・大巨などへ向けてマッサージするとさらに効果的です。

太衝

ふだんから押しもんでると肝臓の諸症状に効果をもたらす

<位置>

足の甲の高くなったところで、足の親指とその隣の指の間の線上

<施術>

東洋医学で、肝臓の機能を整えるエネルギーの通路の原点とされているツボ。ふだんから親指でよく押しもんだり、お灸をすえたりしていると肝臓の病気にともなう諸症状への効果が高まるようです。

肝ゆ

肝機能をよくする特効ツボ、胆ゆ・腎ゆの指圧を加えるとさらに効果がます

<位置>

背中の上下真ん中ぐらいで、背骨をはさんだ両側のあたり。

<施術>

施術者はうつぶせに寝たお客の背中に両手のひらをついて親指で指圧する。はじめは軽く、だんだん力をこめて3~5秒押すのがコツ。これは肝機能をよくする特効ツボ。すぐ下の胆ゆや腰の腎ゆも同様に指圧すると効果が増すよう様です。

 

過敏性腸症候群|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.12.19 | Category: 鍼灸施術

今回は、過敏性腸症候群について紹介したいと思います(^-^)

<症状>

お腹が張る、ゴロゴロ鳴る、下痢と便秘を交互に繰り返す、ときどき腹痛があるなどの症状に、全身のだるさと疲れやすさをともないます。腸の炎症というよりは、神経性機能異常といわれ、精神的ストレスなどが原因となっt起こる場合が多い病気です。

<施術のポイント>

まず全身の緊張をほぐすために背中の神ゆから腰の腎ゆまでを指圧し、続いて背骨沿いに背中から腰までをマッサージします。精神的ストレスが原因の場合、頭重をともなうことが多いので、その場合は天柱と大椎をよくもみほぎすと効果があります。

天枢、大巨など腹部の各ツボは消化器全般の機能を促進し、手の合谷は大腸、足の三里と三陰交に胃腸の調子を整えます。おなかの張りをとるのには腹りゅう、体力増強には太けいが効果的です。

<施術のすすめ方>

腎ゆ

腎ゆの指圧でからだの緊張をほぐしてから腰の各ツボを指圧すると効果が高まる

<位置>

いちばん下の肋骨の先端と同じ高さのところで、背骨をはさんだ両側

<施術>

施術者はお客をうつ伏せに寝かせ、両手の親指でツボを押す。背中からここまでを順にじっくりと指圧すると、体の緊張がほぐれる。続いて大腸ゆなど腸の機能に効果のある腰の各ツボを指圧すると効果的です。

天枢

腹筋の機能を高め消化器系の調子を整える

<位置>

おへその両脇、指幅2本分ほどのあたり

<施術>

お客を仰向けに寝かせ、中指・薬指をそろえて、腹部の脂肪が軽くへこむ程度に押す。マッサージと併用して消化器系の機能を整える。

大巨

消化器系の機能全般を整えるツボ指圧・マッサージもよいがお灸の効果的

<位置>

おへその外側へ指幅2本分ほどのところをさらに指幅2本分ほど下がったあたり。

<施術>

両手の親指で腹部の脂肪が軽くへこむ程度に押す。マッサージと併用して消化器系の機能を整える。この症状の施術は、天枢・腎ゆ・大巨のお灸も効果的。数週間続けるとよい。

夜泣き・疳の虫|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.12.18 | Category: 鍼灸施術

夜泣き・疳の虫について紹介したいと思います(^-^)

<症状>

夜中に突然泣き出す「夜泣き」は、神経過敏の子供に起こしやすい症状です。俗に「疳の虫」とよばれているものは、子供の心が不安定で神経質になっている状態をいい、夜泣きの原因のひとつとされています。ただし、赤ちゃんが空腹時やおむつがぬれたときに夜昼関係なくk¥なくのは当たり前のことで、神経過敏からくる夜泣きではありません。

<施術のポイント>

子供の神経にさわりょうな恐い話や無理なしつけをしないことです。ツボ療法では背中の身柱や胸の鳩尾、腰の腎ゆなどをやさしく指圧して、子供の気持ちをリラックスさせるようにします。子供の指圧は力の入れ方を軽くすることが大切です。ヘルスメーターを押したときに500グラムから1キログラム程度に針がふれる圧力で押すのがちょうどよいでしょう。

<施術のすすめ方>

○鳩尾

寝床で子供がむずかったらやさしくこのツボをなでるとよい

<位置>

みぞおちの上方、胸骨の下端の少し下

<施術>

施術者は、仰向けに寝た子供のみぞおちの上方を両手の親指で指圧する。子供の呼吸に合わせておこなうのがコツ。寝床で子供がむずかったときは、やさしく「の」の字を描くようになでるとよい。

○身柱

子ども特有の症状によく効くツボ、指圧をしてもお灸をしても効果が高い

<位置>

背骨の上、第3胸椎と第4胸椎の間のあたり

<施術>

からだの柱にあたるツボで、昔から子供の万病に効くともいわれている。両手の親指で軽くもみ押したり、お灸をすえると効果がある。子供の施術の場合、指圧はゆるく、お灸は温灸程度で熱くしないように心掛けることが大切。

○腎ゆ

神経質なこどもでも、体の緊張がほぐれてくる

<位置>

肋骨のいちばん下の先端と同じ高さのところで、背骨をはさんだ両側

<施術>

施術者はこどもをうつぶせに寝かせ、両手の親指でやさしくツボを押す。神経質な子どもでも、これによりからだの緊張がほぐれ、体調が整えられる。全身に活力をつける効果もある

 

五十肩|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.12.16 | Category: 鍼灸施術

今回は、五十肩について紹介したいと思います(^-^)

<症状>

40~50歳代の人に多くみられる肩の痛みで、正確には肩関節周囲炎といいます。

肩こりとは違って、肩が重いような、だるいような感じで始まり、やがて肩を少し動かすだけで痛むほどになります。ひどい場合には、肩の筋肉がやせたり、軽く押しただけでも痛んだり、肩の周囲が硬くこわばってくることもあります。

<施術のポイント>

五〇肩は、別名を凍結肩というほど、肩の冷えをともないます。したがって、指圧やマッサージの前には、首から肩にかけて、蒸しタオルなどで温めることも大切です。ふだんから、肩を冷やさないように注意しましょう。

ツボ療法では、肩の前後の面に集中した肩井、肩ぐう、じゅ会、ひじゅ、雲門、天宗などの各ツボをていねいに指圧すると効果があります。痛みには温灸施術もたいへん効き目があります。

<施術のすすめ方>

肩井

指圧をしても、お灸をしても肩こりと痛みによく効くツボ

<位置>

首の後ろの根もとと肩先の中間のところ

<施術>

施術者はお客の肩をつかむようにして、親指でも強めにもみ押す。お客が自分で指圧するときは人差し指を使い、右手で左肩、左肩を片方ずつ押すとよい。肩こりと痛みによく効く。お灸も効果的です。

肩ぐう

指圧とマッサージの併用で肩の三角筋の痛みをとる

<位置>

肩の先端、腕を真横に動かすとくぼみのできるところ

<施術>

施術者は片手でお客の腕をしっかり支え、もう一方の手の親指でツボを指圧する。これによって肩の三角筋の痛みがやわらぐ。胸の中心から鎖骨の下沿いに、このツボの位置へ向かってマッサージをくり返すとさらに効果的だそうです。

じゅ会

肩・上腕部の痛みや腕があがらないという症状に効く

<位置>

肩の後ろの骨のくぼみから指幅3本分ほど下がったところ

<施術>

施術者は片手でお客の腕をしっかり支え、もう一方の手の親指でツボを指圧する。肩の三角筋と上腕部の痛みによく効くので、腕が痛んであがらない場合に、もむように動かすと症状がかるくなるようです。

 

つわり|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.12.12 | Category: 鍼灸施術

今回は、つわりについて紹介したいと思います(^-^)

<症状>

妊娠2~4カ月ごろ、妊娠にともなう生理的な反応として起こる症状です。気分がすぐれず、吐き気、嘔吐、食欲不振などを訴えるケースが際も多いようですが、人によっては食べ物の好みが変化したと感じたり、それがつわりだとはまったく感じないほど軽いこともあります。

<施術のポイント>

健康的に妊娠が持続できるよう、全身の機能の調整をはかることを目的とします。背中の肝ゆ、胃ゆ、脾ゆの指圧は、胃腸の機能を整えるので、嘔吐や食欲不振に効果があります。のどの気舎、天てい、首の後ろの天柱などを指圧すると、こみあげる吐き気もしずまります。

腹部の中かんとその周辺の各ツボも胃腸の機能を整えます。強い刺激を避け、やさしく指圧するとよいでしょう。足のツボも全身の調整をはかるので、よくもみ押しておきます。

<施術のすすめ方>

天柱

妊娠初期によくみられる、だるさと気分の不快感をとる

<位置>

首の後ろの髪の生えぎわにある、2本の太い筋肉の外側のくぼみ

<施術>

施術者は、お客の頭を後ろから両手で包み込むようにし、親指でこねるようにツボをもみ押す。よくもみほぐすと、妊娠初期特有のだるさと気分の不快感がやわらぐ。こみあげてくる吐き気には、首の天てい、のどの気舎の指圧を用いるとよい

胃ゆ

背中の緊張をほぐし、胃の痛みと重苦しさをやわらげる

<位置>

背中の中央からやや下で、背骨をはさんだあたり

<施術>

施術者はうつ伏せに寝たお客の背中に両手のひらをつき、左右のツボを親指で同時にやや力をこめて押す。これによって背中の緊張がほぐれ、胃の機能が整えられるので、食欲不振が開腹に向かうようです。

中かん

ごく軽いマッサージと併用して健康な食欲を取り戻す

<位置>

腹部の中心線上で、みぞおちとおへその中間あたり

<施術>

消化機能を整えるのに大切なツボ。施術者は、仰向けに寝たお客の腹部に指先をそろえて両手を重ねる。お客が息を吐くのに合わせて軽く押さえる。続けて腹部マッサージへとなめらかに移る。消化機能を整え、健康な食欲を呼び戻すのに効果的です。

胃下垂・胃アトニー|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.12.09 | Category: 鍼灸施術

今回は、胃下垂・胃アトニーについて紹介したいと思います(^-^)

<症状>

正常の状態よりも胃が下がっていて、骨盤あたりまできていることを胃下垂といいます。体質的なものまで健康な人にもみられますが、これが原因で食後に胃がもたれたり、便秘をおこしたりする場合もあります。

一方、胃アトニーは、胃下垂の症状に加え、胃の筋力の低下で、胃の働きが悪くなった状態をいいます。

<施術のポイント>

胃下垂も胃アトニーも、胃の状態が悪いために、その機能まで悪化してしまうという病気です。したがって、まずは胃の機能を高めることが大切です。背中の胃ゆ、脾ゆ、腹部の巨けつ、不容腕の曲池などを刺激すると、消化器系の機能が高められ、胃の運動が促進されて、胃液の分泌も活発になります。指圧ばかりではなく、お灸も効果的です。

<施術のすすめ方>

胃ゆ

胃の腹き・胃液の分泌を促進し消化機能を活発にする

<位置>

背中の中央からやや下で、背骨をはさんだ両側のあたり

<施術>

施術者はうつぶせに寝たお客の背中に両手のひらをつき、親指で左右のツボを同時に、やや力をこめて押す。これによって胃腸の機能が高まり、胃液の分泌を促して消化機能が活発になる。すぐ上の脾ゆも同様に札するとよい。

曲池

大腸をはじめ消化器系全般の調子を整え、鈍っている胃の働きを助ける

<位置>

ひじの曲がり目の親指側のくぼみ

<施術>

ひじをしっかりつかむようにしてツボの位置に親指を当てる。押すときは親指の関節を曲げて力をこめる。このツボは主に大腸の機能を高め、消化器系全般の調子を整えるので、胃の働きがにぶっているときにも効果を発揮するようです。

不容

胃のもたれと痛み、胸やけにもよく効く胃の症状の特効ツボ

<位置>

8番目の肋骨の前側で、みぞおしの両側あたり

<施術>

施術者は、仰向けに寝たお客のツボの位置に両手の親指を当て、お客のわき腹をつかむようにして指圧する。胃の諸症状をやわらげる特効のツボ。とくに、胃のもたれやシクシクする痛み、胸やけなどによく効くそうです。

息切れ・呼吸が苦しい|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.12.08 | Category: 鍼灸施術

今回は、息切れ・呼吸が苦しいみついて紹介したいと思います(^-^)

<症状>

呼吸が速くなり、ハアハアとたくさん呼吸をする状態を息切れといいます。これは激しい運動や管状のたかぶりなどによって、健康な人にもよくみられます。

ストレスなど精神的なものが原因で起こる場合もおおいようですが、あまりひどい場合には、呼吸器や心臓、循環器などの病気を疑います。

<施術のポイント>

重い病気の疑いがあれば必ず専門医へ。精神的なものが原因となっている場合や軽い症状には、ツボ療法で対処できます。

まず、気道を広げ、呼吸がらくになるようにするため、背中のこう盲、神堂、けつ陰ゆ、心ゆ、胸の中府を指圧します。腹部の中かん、巨けつも効果があります。手のげき門、陰げきの指圧は胸の充血と手の冷えをやわらげます。最後に腰の腎ゆを指圧して全身の体調を整えましょう。

<施術のすすめ方>

けつ陰ゆ

静かに長く指圧をおこない息切れにともなう胸苦しさをやわらげる

<位置>

肩甲骨の内側で、背骨をはさんだ両側のあたり

<施術>

施術者は、うつ伏せに寝かせたお客の背中に両手をつき、親指で左右のツボを同時に押す。静かに10秒ぐらいおしつづけるのがコツ。息切れにともなう胸苦しさをやわらげる。腹部の巨けつの指圧を併用するとさらに効果的です。

神堂

動悸・息切れをしずめ胸苦しさをやわらげる

<位置>

背骨をはさんだ両側で、左右の肩甲骨のすぐ内側のへり

<施術>

施術者は、うつ伏せに寝かせたお客の背中に両手をつき、親指で左右のツボを同時に、静かに10秒ぐらい押し続ける。心臓疾患の施術によういられるツボで、激しい動悸と息切れをしずめ、胸苦しさもやわらげるようです。

中かん

自律神経機能に働きかけ呼吸を整える

<位置>

腹部の中心線上で、みぞおちとおへその中間あたり。

<施術>

施術者は、仰向けに寝たかんじゃの胸の上で、お客ののどの方へ指先を向けて両手を重ね、中指の先で指圧する。自律神経機能に働きかけて呼吸を整える。精神的要因で息苦しい場合にも効く。症状が慢性的な場合はお灸も効果的です。