今回はCK(CPK)を紹介したいと思います(^◇^)
○Ckとは
クレアチンキナーゼの略で、CPK(クレアチンフォキナーゼ)とも呼ばれる酵素の一種です。
筋肉細胞や中枢神経に存在し、エネルギー代謝の触媒の役を務めています。それらの組織に障害が起きると、血液中に流出します。
CKには、多くの存在する場所によりMM型、MB型、BB型の3種類のタイプがあります。
○この検査でわかること
血液中の数値を調べることによって、筋肉や心臓などの組織の損傷の有無や程度がわかります。アイソザイム別に検討することによって、さらに詳細な原因を推定することもできます。
○基準値の範囲
検査法によって多少の差がありますが、男性は55~200IU/L、女性は25~160IU/Lが基準範囲です。
○精密検査が必要な場合
障害発生からの時間経過によって数値が大きく変化することがあるので、1回の検査結果で状況がわかるとは限りません。
数時間後の再検査やCKアイソザイムの結果を持って、危険性やそのほかに必要な検査などを判断します。
○ドクターズアドバイス
筋肉に関する検査は、ほかにALDがあります。CKと同時に筋肉・組織破壊があると血液中に流出してきます。脂肪異常の施術薬を使用している場合は、副作用としての筋肉細胞破壊が生じていないか調べるために、CKを検査します。
今回は筋電図検査について紹介したいと思います(^u^)
○筋電図検査とは
筋肉は、収縮する際に微量の電流を発します。筋電図は、それをとらえて増幅させ、振幅を経時的に記録するものです。
障害がある部分の筋肉に電極針をさし、力をいれたり抜いたりして電流の流れ方を調べる方法を「針筋電図」といいます。」
また、手足の神経に電気的な刺激を与え、それが伝わる速度を測る「神経伝達検査」という方法もあります。筋肉を支配する神経に障害があるかどうかがわかります。
○この検査でわかること
検査結果のグラフの波形によって診断します。針筋電図の場合は、振幅が小さくて持続時間の短い波がでていれば筋肉の異常、振幅が大きくて持続時間の長い波がまばらに混じっていれば末梢神経系の異常、というように判断します。
○精密検査が必要な場合
筋肉の異常の場合、多発性筋炎や筋ジストロフィーなどが、神経の異常の場合は、末梢神経炎、糖尿病神経障害、筋委縮性側索硬化症などさまざまな病気が推定されます。
必要に応じて、推定される病気にかかる検査が適行なわれます。
○ドクターズアドバイス
神経速度検査では、2点間の神経の電気的な流れ具合を調べます。これは針をさす方法はとらず、複数の電極を肌に付着させる形で行ないます。したがって、痛みはありません。電極から微弱電流を流しますが、しびれるようなことはありません。
今回は骨・筋肉CT・MRI検査について紹介したいと思います(^◇^)
○CT・MRI検査とは
CTはコンピューター断層撮影の略称、MRIは磁気共鳴断層撮影の略称で、NMRともいわれます。
前者はX線、後者は磁気を、それぞれコンピューターと連動させて、体の内部のようすを克明な画像にして調べる装置です。
体をいっさい傷つけずに詳しい検査ができるという特徴があります。
○この検査でわかること
臓器や骨格などの形状的な変化が確認できます。X線CTの場合は人体を輪切りにした状態での画像が得られますが、MRIではさまざまな方向からの断面画像を得ることができます。
X線CTは骨や石灰化組織の画像化にすぐれ、MRIはやわらかい組織の画像化にすぐれているという特徴があり、つかいわけられています。
造影剤注射を行なうことにより、病変がはっきりと浮き出てきます。
○異常はこんな形で現われる
基本的には、全身のどの部分でも、形のうえでの変化に関する病変を探知することができます。
○ドクターズアドバイス
MRI検査では磁気を使用するため、キャッシュカードや時計、携帯電話などを検査室に持ち込むことはできません。また、想像以上に装置の作動音がうるさいことも了解しておいてください。なお、心臓のペースメーカーなど、金属性異物を体内にいれている人は検査を受けれません。
今回は骨粗鬆症を改善する5つのポイントについて紹介したいと思います(^◇^)
①カルシウムを積極的にとる
骨の主要成分であるカルシウムを、食材選びに留意して積極的に摂取しましょう。カルシウムは吸収されにくい栄養素なので、吸収しやすい形で含まれている牛乳・乳製品がおすすめです。
成人では、1日に600~700mgのカルシウムが必要です。日本人の平均摂取量は不足していますから、これまでの摂取量より100mg増やしましょう。
②ビタミン・ミネラルの摂取のし方に気を配る
納豆に多く含まれているビタミンKは、骨の素材となるたんぱく質の生成を助けます。
しいたけに豊富をに含まれるビタミンDは、カルシウムの吸収をよくします。
一方、ナトリウムや、加工食品に含まれるりんは、とりすぎるとカルシウム吸収の妨げになります。
③運動する習慣をもつ
骨への刺激は、骨密度の維持・向上にかけません。基礎体力と骨密度との間には、相関関係があることがわかっています。
体を動かすことをいわない生活、運動する習慣のある生活を実現しましょう。
若い人は足低に刺激が加わるテニス、ジョギングなど、高齢者はウォーキングなどがよいでしょう。
また、屋外で日光の紫外線に当たると、皮下のプロビタミンDがビタミンDに変化しますから、カルシウムの吸収の手助けになります。
④体重増加に注意する
過食・運動不足の生活習慣を続けていると、糖尿病を発症するおそれがあります。
糖尿病は、骨密度減少を促進する要素となりますから、食事・運動の習慣を改善することが大切です。
糖尿病発症の危険性は、体重の変動の変動をチェックすることで、ある程度予測することができます。体重が増加してきたら要注意です。また、すでに骨粗鬆症を発症している人の場合、肥満があると骨格への負担がそれだけ増し、骨折の危険性が大きくなります。その意味でも、体重の増加を防ぐことが大切です。
⑤薬物施術を受ける
生活面での心がけが大切です。ただし、ホルモン分泌の変化や、加齢・遺伝などによる骨密度の異常や変化、副腎皮質ステロイド剤使用などのケースでは、そのような努力だけでは太刀打ちできないこともあります。
薬物療法など、医療サイドで施術できることも少なくないので、医師から指示やアドバイスを受けたら、それを忠実に守ってください。それも、骨折を未然に防ぐ大切なポイントです。
今回は乳腺超音波検査について紹介したいと思います(^◇^)
○乳腺超音波検査とは
超音波検査はさまざまな疾患の診断に活用されていますが、この場合は乳腺用の診断装置によって画像を得て検査を行ないます。
超音波は体に害を及ぼさないので、どんな症状のときでも、何度でも検査を受けることができます。
○この検査でわかること
乳がんの場合は、内部に不均一な濃淡のある陰影が確認できるなどの形で現われます。
乳腺線維腺腫の場合は、境界がはっきりしていて内部が一様の濃度に見える、などの違いで判断できます。
○精密検査が必要な場合
超音波検査とマンモグラフィーでおおむね診断が可能ですが、確定できない場合や、さらに詳細な病状を知りたいときは、吸引細胞診以下の検査を行ないます。
○ドクターズアドバイス
乳がんは、わが国では年間に3万人弱の人がかかっており、女性のがんでは罹患率第一位。しかも増加する一方です。これは、初経の早期化と閉経の遅延、初産年齢の上昇、少子化、肥満の増加という近年の傾向と、ホルモン分泌とかかわりからしょうじている減少といわれています。
今回は歯を失う主な原因はむし歯と歯周病について紹介したいと思います(●^o^●)
○むし歯
むし歯は、全年齢での、歯が抜ける最大の原因です。40歳以降でも抜歯された歯の約4割は、むし歯とのその後発症が原因です。
○原因
1日に何回も砂糖摂取すると、脱灰量は再石灰化量を上回ります。これが長時間続くと、その部分の歯が破壊して、むし歯となります。この過程で歯質に細菌が侵入し、着色や歯髄への感染を引き起こすこともあります。
歯髄炎が進行すると、歯の根の部分に病巣ができ、歯ぐきから膿がでることもあります。
○予防
・砂糖を含んだ飲食物を摂取する回数を減らす
・フッ化物を利用する
フッ化物配合歯磨剤を使用した歯磨きの後には、口の中に残った歯磨剤を吐き出す くらい、または少量の水を歯ブラシにつけて軽く程度にとどめるのが効果的です。
・歯磨きやデンタルフロス、歯間ブラシを利用して、プラークを除去する。
ただし、微細な細菌を含むプラークの完全除去は非常に難しく、また、除去しにくい 部分からむし歯は発生します。
そのため、フッ化物配合歯磨剤を利用しない歯みがきでは、むし歯予防効果はほと んどありません。
今回はマンモグラフィー検査について紹介したいと思います(●^o^●)
○マンモグラフィー検査とは
別名を「乳房X腺検査」といいます。専用の装置でX腺撮影を行ない、その画像から病状を判断します。
通常のX線検査の場合、骨などはきれいにとらえることができますが、やわらかい組織は苦手です。そこで、弱いX線をつかうことで、軟部組織の撮影が可能になります。
○この検査でわかること
画像から、しこりが乳がんか、ほかのものかを判断します。触診では見つけにくい小さい腫瘍や石灰化した腫瘍でも、発見することができます。
○異常はこんな形で現われる
病変があると、その部分が濃く見えたり、白い点が集まっているように見えたりします。そのほか、乳腺超音波検査と同様の形状が見られます。
○精密検査が必要な場合
原則的にマンモグラフィー所見でカテゴリー3以上であれば、関連検査を必要に応じて実施します。
○ドクターズアドバイス
マンモグラフィーの検査では、乳房を検査台に乗せ、圧迫装置ではさんで撮影するため、多少の痛みがあります。乳房が小さい人のほうが、その傾向が強いようです。
また、この検査ではX線を使用するので、妊娠中の人には適しません。
今回は乳房の構造について紹介したいと思います(^◇^)
女性の乳房は、思春期からの第2次性徴の一つとして、女性ホルモンの作用によって発達します。乳汁の分泌器官として種族保存の大役を果たしていますが、母性の象徴としても大切な存在として意識されています。
○乳房内部の構造
乳房の内側を前から見ると、傘を広げたように「葉」が並んでいます。葉はさらに「小葉」に分かれており、いくつかの「乳腺」を納めています。
乳腺は「腺房」という数多くの窮状の組織で成り立っており、この腺房から乳汁が分泌されます。腺房、小葉、葉は、乳管で複雑に結ばれており、分泌された乳汁を乳頭へ導きます。これらの組織は、脂肪や結合組織で支えられ、乳房全体を形づくっています。
各組織は、すべてがつねに活動しているわけではなく、性ホルモンなどいくつかのホルモンの作用を受けて、増殖と消退、活動と休止を繰り返しています。
○「しこり」必ずしもががんではない
乳房の疾患としてもっとも警戒されているのが、乳がんです。乳房のどこかにしころがあれば、まず乳がんの心配をしています。確かにそのおそれはありますが、しこりがあれば必ず、がんだというわけではありません。
しこりができる疾患には、乳腺症や乳腺線維腺腫などいくつかありますから、すみやかに専門医の診察を受けて、正しい対応をしましょう。
今回は乳房の主な病気と対策を紹介したいと思います(●^o^●)
○しこりができる病気は乳がん以外にもある
乳房にしこりができると、いちばんに乳がんを疑います。しかし、乳腺症や乳腺線維腺腫もしこりができる病気です。これら3種類の病気は、マンモグラフィーや超音波検査などで調べれば、たいていは正確な区別が可能です。
○生理的な変化と病変との見きわめに注意
月経の直前や期間中は、ホルモンの影響で、しこりが現われたり大きくなったりすることがあります。これは異常なものではありません。月経期間が終われば、消失します。
もしいつまでも消えなかったり、閉鎖後のそのような変化があった場合には注意します。
○乳がんは35歳以上に多い
乳房にしこりができた場合、それが乳がんである可能性が高くなるのは、35歳以上になってからです。
34歳以下でも乳がんが発症することはありますが、たとえば20歳から30歳代の半ばごろまでは乳腺線維腺腫であるケースが圧倒的に多く、それから40歳代終盤にかけて乳腺症であるケースが多いことが分かっています。これは、ホルモンの分泌のし方によるものと推定されています。
○日常のチェックとすみやかな対応が大切
乳頭部びらんや異常分泌があった場合には、たいていの人が受付を受ける気持ちになりますが、しこりについては、その出現に気づかなければ、対応のしようがありません。
乳房のしこりは、乳がんの集団検診などで、発見されるケースもありますが、早期発見には自己触診が行こうな手段です。
毎月1回のチェックデ―を決めるなどして、習慣づけましょう。乳がんは、自己チェックのできる数少ないがんの一つです。
自己チェックでのしこりなどの異常を感じたら、すぐに設備の整った医療機関で診てもらいましょう。
がんと診断されるのがこわいという理由で、せっかくしこりを見つけても診察を受けるのをためらう人がいますが、かりに乳がんと診断されたとしても、対応が早ければ90%以上は乗り越えることができるのです。
今回は女性器の働きを紹介したいと思います(*^_^*)
女性器は、外性器と内性器とにわけられ、それぞれが妊娠・出産にかかわる重要な役割を担っています。
○卵巣、欄干、子宮などの内性器は生殖の機能を果たす
女性の内性器には、卵子をつくり出す卵巣、卵子を運ぶ卵管、受精卵を育てる子宮があります。卵巣は左右1対あり、成熟した女性の場合、おおよそ月に1回の割合で排卵が起こります。卵巣からでた卵子が卵管を通過する間に精子と出会うと、受精して子宮内膜に定着します。
卵巣は、受精可能な卵細胞をつくるとともに、卵胞ホルモンや黄体ホルモンを産生して、月経の周期を決定します。
子宮は、骨盤の中央に位置していて、膀胱と直腸に挟まれています。妊娠していないときの大きさは長さ7~8cm、幅は最大で4cmほどで、扁平ななす型をしています。
○外性器は接続器と参道の2役を果たす
外性器は、大陰唇、小陰唇、膣前庭から膣にかけてを指します。子宮は外子宮口で膣とつながっています。
性交の際には、膣前庭にあるバルトリン腺から分泌液がでます。また、処女膜は膣口に近い部分にある薄い膜ですが、未婚者でも中央部に小さい穴があって外部に通じています。分娩時には膣は産道となり、直径10cmもある児頭を通過させるほど拡張します。