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ホーム > Blog記事一覧 > 健康のマメ知識 | 大和高田市・葛城市 | ふれあい鍼灸整骨院 - Part 3の記事一覧

脂質異常症はこんな病気|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.19 | Category: 健康のマメ知識

今回は脂質異常症について紹介したいと思います(^v^)

血液中に含まれる脂肪が基準範囲をはずれている場合を脂質異常症といいます。

脂質異常症にはいくつもの種類がある

血液中に含まれる脂質は、コレステロールと中性脂肪、遊離脂肪酸、りん脂質に分類されます。また、それを運搬するリポたんぱくにもいくつかのタイプがあります。それらの血液中の脂肪やリポたんぱくの量が多い状態を、「脂肪異常症」と総称しています。

脂質異常症のうち、コレステロールの量が多いケースが「高コレステロール血症」、中性脂肪の量が多いケースが「高中性脂肪血症」です。

また、高コレステロール血症のうち、「悪玉」とされるLDLが特徴的に多い場合は「高LDLコレステロール血症」と呼ぶこともあります。

ひと口に脂質異常症といってもいろいろなタイプがあります。

低脂値でも状況に応じた対策が必要

血液中の脂質の異常といえば、多くの人が脂質異常症を思い浮かべるのですが、LDLコレステロールや中性脂肪の量が少ない場合にも、その発症の原因を確認し、必要に応じた対策を講じることが大切です。健康や生命活動を維持するためには、コレステロールも中性脂肪も、一定量が必要だからです。

これらの原因には、遺伝性のものの少なくありませんが、肝臓や甲状腺疾患などの異常が隠れているケースもあります。また、栄養不良や極端な偏食など、生活習慣上の問題が原因であるケースもあります。

原因になる疾患があって発症した場合は、まずそれを施術、堤正しなければ、根本的な施術をすることはできません。

「善玉」とされるHDLコレステロールが少ない場合は「低HDLコレステロール血症」といいます。

HDLコレステロールは、血管にたまったコレステロールを運び去る働きをしてくれます。さらに、HDLコレステロールが少ないと中性脂肪が増えることも多く、動脈硬化が進みます。最近は、non-HDLコレステロール、すなわち善玉コレステロールを除いた脂質分の体への悪影響が注目されています。

総コレステロール|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.16 | Category: 健康のマメ知識

今回は総コレステロールについて紹介したいと思います(^u^)

総コレステロールとは

血液中を流れる脂肪は、コレステロール、中性脂肪、遊離脂肪酸、リン脂質に大別できますが、そのうちのコレステロールの量のことを指しています。

この検査でわかること

基準範囲より高い場合にまず警戒すべきことは、動脈硬化の進行です。

動脈硬化は、虚血性心疾患や脳血管疾患などにつながる症状です。そのほか、肥満、糖尿病、甲状腺機能低下症、家族性高脂血症、吸収障害、低リボたんぱく血症、肝臓障害、甲状腺機能亢進症

要注意と危険な数値

ストレス、閉経によって、10~20%増加します。

総コレステロール値が高い場合は、LDLが多いために高くなっているのか、それとも、HDLが多いために高くなっているのかで、意味合いは大きく異なってきます。それぞれの項目で判断するのが適切です。

ドクターズアドバイス

脂質異常症は、動脈硬化を引き起こす大きな要因になります。そのほかにも、糖尿病や高血圧などの病気、喫煙や過剰なストレスの蓄積なども動脈硬化を促進します。悪いことに、それらはかさなりやすく、また重なるほど、動脈硬化が進行しやすくなります。

LDLコレステロール|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.15 | Category: 健康のマメ知識

今回はLDLコレステロールについて紹介したいと思います(^◇^)

LDLコレステロールとは

コレステロールを多く含むリボたんぱくで、肝臓で合成され、体のすみずみにコレステロールを運んでいます。

この検査でわかること

基準範囲より高い場合は動脈硬化の進行が考えられ、心筋梗塞などの冠動脈疾患や脳血栓などの脳血管疾患の発症の可能性を示します。

基準値の範囲

基準範囲は60~119mg/dLです。ただし、冠動脈疾患を起こした人の場合は、その範囲内でも施術対象になることがあります。

要注意と危険な数値

低値の場合は、血管がもろくなり、脳出血などを起こしやすくなります。高値の場合、高血圧や糖尿病などの動脈硬化危険因子を抱えている人は、施術を受けることが求められます。

とくに、LDLコレステロール値が1800mg/dL以上なら、すみやかに施術を受ける必要があります。

ドクターズアドバイス

2008年度から開始された特定健診では、LDLコレステロールが採用されました。予防医療の観点から、基準範囲の上限は119mg/dL以下と低めに設定されています。遺伝や食生活との関係が強く、女性では更年期以降で上昇します。

HDLコレステロール|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.14 | Category: 健康のマメ知識

今回はHDLコレステロールについて紹介したいと思います(^v^)

HDLコレステロールとは

リボたんぱくの一種で、血液中のコレステロールを回収して肝臓へ戻す働きをしています。

この検査でわかること

数値が高いほど、動脈硬化の危険性が低くなります。

基準値の範囲

基準範囲の下限値は40mg/dLです。かりに総コレステロール値が少し高いとしても、それがHDLコレステロール値の多さによるものであれば、問題視する必要はありません。

要注意と危険な数値

HDLコレステロールの場合は、基準範囲より数値が低いと、コレステロールが血管壁に蓄積して、動脈硬化の進行を促進します。低くなる原因は、糖尿病などの病気のほかに、偏った食事、肥満、運動不足、喫煙など、健康上よくない生活習慣もあげられます。なお、HDLコレステロールが100mg/dLを超えた場合は、高コレステロール血症に含まれますが、施術を要するかどうかは医師によって意見が分かれているところです。

ドクターズアドバイス

総コレステロールーHDLコレステロールはnon-HDLコレステロールが190mg/dL以上であると、動脈硬化が進みやすいとさています。

中性脂肪(TG)|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.13 | Category: 健康のマメ知識

今回は中性脂肪について紹介したいと思います(^◇^)

中性脂肪とは

体内の脂肪の中でもっとも多く、その大半はエネルギー源として糖質が貯蔵用に変化したもので、トリグリセリドとも呼ばれます。

この検査でわかること

数値が高いと、コレステロールの場合と同様に、動脈硬化を促進します。

また、高中性脂肪血症の原因として大きな比重を占める過食、過飲、肥満、運動不足などは、ほかの生活習慣病の引き金にもなるため、それらの病気の発見と診断にもかかわります。

基準値の範囲

30~149mg/dLを基準範囲とします。

要注意と危険な数値

血中の中性脂肪値が高くなると、HDLコレステロール値が低くなるという相反関係を示すことがよくあります。

また、1000mg/dL以上になると、急性膵炎を発症しやすくなります。

精密検査が必要な場合

400mg/dL以上になると、精密検査と積極的な施術が必要です。

ドクターズアドバイス

中性脂肪はつきやすい場所が人によって違い、皮下脂肪型と内臓脂肪型に分けられます。内臓脂肪型は男性に多く、脂質異常症や糖尿病、高血圧をともないやすいため、要注意です。内臓脂肪型の肥満はおなかが重点的に太るのに対して、皮下脂肪型肥満は太もも中心になります。

高LDLコレステロール値を下げるには|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.12 | Category: 健康のマメ知識

今回は高LDLコレステロール値を下げるについて紹介したいと思います(^u^)

変更された食事処方

高値となった血中LDLコレステロールを減らすためには、食品中のコレステロールの多いものを減らすといった食事指導がなされてきました。ところが、食事中コレステロールの摂取と血中コレステロールの間に明らかな関連がないことから、米国のみならず日本でも、2015年よりこれまで推奨していたコレステロール摂取制限をなくすことになりました。とくに摂取する脂質に焦点を当てる場合、コレステロールだけでなく、脂肪酸のバランスに留意することが大切とされました。

具体的には、伝統的な日本食が動物硬化の悪化予防に有用であることが、わが国の研究で多数示されています。しかし、日本食は、塩、しょうゆといった塩分を多く含む調味料を主体とするため、減塩に留意したうえでの日本食がすすめられます。

3種類の脂肪

高LDLコレステロール血症の人では、脂肪をいくらとってもよいというわけではありません。

脂肪には大きく分けて次の3つがあります。

 ●鶏肉の皮、牛肉の脂身、インスタントラーメンやカップ麺などに多く含まれている飽和脂肪酸

 ●マーガリン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物などに多く含まれるコレステロール

高コレステロール血症の方は、より飽和脂肪酸やコレステロールの摂取量に注意する必要があります。日本における摂取実態から、飽和脂肪酸4.5%以上7%未満、トランス脂肪酸の摂取を減らす、コレステロール200mg/日以下を目安としています。

食品にはこれら3種類がさまざまな量で含まれていますので、偏った食事には気をつけましょう。

○植物繊維は、それ自体には栄養価がなく、便として排泄されます。しかし、その途中で腸内でコレステロールを吸着して、一緒に排泄する働きをしてきます。

植物繊維は、腸内で溶ける「水溶性」と、溶けずに排泄される「不溶性」の2つに分類されます。

2つのうちで、コレステロールを排泄する働きをするのは水溶性植物繊維のほうです。不溶性の植物繊維は、腸内環境をよくする働きをします。

肉など脂質の多いものを食べるときも、食物繊維を一緒にとると、脂質の吸収が抑えられますから、必ず野菜などを添えるようにしましょう。

食物繊維は「体内の掃除屋」といわれるように、余分なコレステロールを追い出してくれる頼もしい味方です。

 

高中性脂肪(トリグリセリド)値を下げるには|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.11 | Category: 健康のマメ知識

今回は高中性脂肪(トリグリセリド)値を下げるについて紹介したいと思います(^v^)、

生活習慣の改善が大きな結果をもたらす

甲状腺機能低下症などの病気が原因になって中性脂肪値が高くなっている場合は、その病気の施術が不可欠です。

一方、ほとんどの高中性脂肪血症は食べ過ぎや運動不足、飲酒、肥満などで起きているためには欠かせません。

生活習慣を改善するだけで、高中性脂肪値が下がるケースはよくあります。

食生活はこうすれば改善できる

摂取エネルギーを適正にすることが大切です。炭水化物や脂肪が多く含まれる食品は高エネルギー食品ですから、その摂取量を適切なエネルギー摂取量です。

男性は飲酒、女性は甘味に注意する

飲酒が原因で高中性脂肪血症になった人の場合は、禁酒しただけで1カ月もしないうちに数値が下がってきます。これは男性に多い傾向です。

女性に多いのは、お菓子やくだものなどの甘味のとりすぎです。間食やデザートを我慢するだけで、数値が大幅に改善する例がよく見られます。

運動習慣つける

運動で消費できるエネルギーは思ったほど多くありませんが、毎日運動する習慣があると、エネルギーを蓄積しない体に少しずつ変化していきます。

ウォーキングなどの強すぎない有酸素運動がおすすめです。運動する時間が取れないという人は、できるだけ車やエレベーターをつかわずにあるくことから始めるようにしましょう。目標は、「1日1万歩」です。

低HDLコレステロール血症を改善するには|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.09 | Category: 健康のマメ知識

今回は低HDLコレステロール血症を改善について紹介したいと思います(^-^)

総コレステロール値が正常でも安心できない

かりにHDLコレステロール値が基準範囲を下回っていても、総コレステロール値が基準範囲に入っていれば心配する必要はないと考えている人がいますが、それは誤りです。

HDLコレステロール値が低いことは、血管内にある余分なコレステロールを回収する能力が低下していることを意味しています。また、総コレステロール値が低すぎるためというケースもあります。この場合は、LDLコレステロール値が低ければ、動脈硬化が進行する危険性が高いので、しっかりした対応が必要になります。

動物性脂肪と糖質のとり方に注意する

食事内容を考えるときに第一に心がけたいことは、コレステロールの多い食品をとりすぎないことです。

HDLコレステロール値が低いのですから、食事によって体内に入るコレステロールの量を減らし、血管内でのコレステロールの蓄積を少しでも防ぐことが大切です。コレステロールが多いには、卵黄、霜降りの牛肉、豚ロース肉などで、動物性脂肪が要注意なのです。動物脂肪と植物性脂肪の望ましい摂取比率は1対2です。

次に大切なのは、糖質の摂取量を適切なレベルに抑えることです。糖質のとりすぎは、中性脂肪の増加につながるだけでコレステロールは関係がないように思われがちですが、そうではありません。

これまでの多くの研究では、高中性脂肪血症や肥満、糖尿病など、糖質の摂取との関係の深い病気に、低コレステロール血症の悪化を助長するだけです。ましてや、すでにそのような病気になっている人は、正しい食事療法に取り組む必要があります。

喫煙者はぜ禁煙を

禁煙がHDLコレステロール値を下げることもわかっています。低HDLコレステロール血症と診断された人は、是非とも禁煙を決意してください。

禁煙が血管を収縮させ、血流を阻害することはよく知られています。それにHDLコレステロールのいっそうの低下が加われば、動脈硬化やそれに起因するさまざまな病気を呼び寄せているようなものです。

次に、飲酒の習慣についてですが、アルコールにはHDLコレステロールを増加させる作用があることがわかっています。ある報告によると、長期間にわたる飲酒習慣がある人のケースで、ビール大びん1本程度で5~10mg/dLの上昇があるそうです。

ただし、飲酒の習慣は脂質異常症の人にはすすめられません。摂取エネルギー過多になって肥満を助長し、プラス面よりマイナス面のほうがずっと大きいのです。

脂質異常の最大要因「脂肪」について知っておきたいこと|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.08 | Category: 健康のマメ知識

今回は脂質異常症の最大要因「脂肪」について紹介したいと思います(^◇^)

食用油脂や食品に含まれる脂肪は2つのタイプに分類される

脂質異常症は”油”のとりすぎが大きな原因です。しかし、油がすべて悪者というわけではありません。なかには、血中のコレステロールを下げる働きをするものもあります。

料理につかう油や食品に含まれている脂肪などは、脂肪酸でつくられています。その脂肪酸は、「不飽和脂肪酸」と「飽和脂肪酸」の2つに大別され、体内での働きも異なります。

悪い不飽和脂肪酸、よい不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸を多く含む脂肪は、常温で液体です。不飽和脂肪酸は、製造されるマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングや、それらを原材料に使ったパン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、揚げ物などに多く含まれる「トランス脂肪酸」があります。トランス脂肪酸をとる量が多いと、血液中のLDLコレステロールが増え、一方、HDLコレステロールが減ることが報告されています。

多価不飽和脂肪酸とは

多価不飽和脂肪酸には、主に2系統存在し、オメガ3系統‐6脂肪酸系統に大別されます。

しかし、n‐6の代表であるリノール酸は、体内で他の脂肪酸から合成できないために食事から摂取する必要がある「必須アミノ酸」です。EPAやDHAは、肝臓での中性脂肪の合成を抑え、血液中の中性脂肪を減らす効果があります。さらに、血小板が凝集するのを抑えるため、血栓をできにくくしています。この血栓は心筋梗塞や脳血栓などの原因となるものです。

飽和脂肪酸にはLDLを増やす働きがある

飽和脂肪酸は、室温では固体の形をとります。ラードやバターなどに多く含まれます。飽和脂肪酸をとりすぎると、肝臓でLDLコレステロールが処理されにくくなり、その結果、血液中のコレステロールを増加させます。なお、マーガリンは製品によって不飽和脂肪酸が多くつかわれているものなどもあり、タイプはさまざまです。天ぷら油やサラダ油などの食用油脂は、各種の植物油を混ぜ合わせたもので、その比率によってタイプが異なってきます。

血糖はインスリンの働きで調節される|大和高田市 ふれあい鍼灸整骨院

2017.09.07 | Category: 健康のマメ知識

今回は、血糖はインスリンの働きで調節されるについて紹介したいと思います(^v^)

血糖は、血液中のブドウ糖です。ブドウ糖は、食事によって摂取された糖質が腸管で姿を変えて吸収されたもので、エネルギー源として肝臓から全身に供給されるほか、グリコーゲンや中性脂肪に変身して貯蔵されます。

インスリンは血糖値えお下げるホルモン

血糖の濃度のことを「血糖値」といい、血糖値はつねに一定のレベルに保たれています。そのコントロールの一翼を担っているのは、膵臓のβ細胞という組織から分泌されるホルモンのインスリンです。

インスリンは血糖値を下げる働きをしています。血糖値を上げるホルモンは、グルカゴン、アドレナリン、副腎皮質ホルモンなどいくつもありますが、下げる作用をするのは、インスリンだけです。したがって、血糖値の調節をするためにはインスリンが欠かせないのです。

インスリンが血糖値を下げるのは、血液中を流れるブドウ糖を細胞内に取り込む働きを助けたり、それをエネルギーに転換させたり、中性脂肪として貯蔵させたりする作用によるものです。

インスリンはそのほか、たんぱく質の合成促進や細胞増殖などにも関与しています。

インスリンの活躍が、私たちの生命や活動をささえているのです。

インスリンの作用不足が糖尿病の原因になる

糖尿病は、文字通りブドウ糖が利用されないまま尿に排出されてしまう病気ですが、それは、症状の一例にすぎません。

正確にいうと、糖尿病はインスリンの作用不足によってブドウ糖が細胞内に十分に取り込まれず、血管の中で高濃度になってしまう病気です。

インスリンの作用不足には、2つケースがあります。まず、インスリンの膵臓からの分泌量は必要量を満たしているにもかかわらず、細胞がそれをうまく活用できないというケース、もう一つは、インスリンの分泌量そのものが不足しているケースです。

このようなインスリンの異常によって高血糖状態が続くと、体にさまざまな弊害が生じてきます。

とくに、血糖値が600mg/dL以上になると、意識障害を引き起こすなど、命にかかわる重大な事態を招くことがあります。

糖尿病にははっきりした自覚症状がない

糖尿病は、さまざまな合併症を引き起こす病気です。その多くは、日常生活に深刻な影響を及ぼします。

ところが、血糖値が高い状態から生じる自覚症状は、ほとんどありません。糖尿病だといわれてもピンとこない人が多いのも、そのためです。その結果、施術開始に時期が遅れて、いろいろな合併症に見舞われてしまう人が多いのです。

のどが渇く、尿の量が増えるといった自覚症状がしられていますがこれは高血糖の状態がある程度の期間続いていることを示すもので、ほかの合併症が現われていても不思議ではないともいえます。

そのほか、病気の進行とともに、視力が落ちたり手足がしびれるなどの自覚症状が生じてきますが、それらはほとんど合併症をともなっている場合の症状です。